16人の病系物語2

壱馬 熱 ページ15

慎side

かずまさん大丈夫かな？
何を心配してるかって？
昨日の夜壱馬さん風邪っぽかったんです。相変わらず自分から言ってくれなかったからただ俺が察しただけだけど、

今日はoffだから別に何時まで寝てもいいんだけど壱馬さん、offでも早く起きる人だから心配してる、もぅ10時だし

様子見に行くか、

ｺﾝｺﾝ

慎 「かずまさん？起きてますか？」

返事がない

慎 「開けますね？」

ｶﾞﾁｬｯ

壱馬さんの姿は見えないけど布団が盛り上がってるからこの中だな、

ベッドの近くに行って覗いたら顔まで布団かぶってるかずまさん

慎 「失礼します」

ちょっとめくったらそこには顔真っ赤で、息荒くして寝てる壱馬さんが

熱、出ちゃったか、

壱 「ん？、慎？」

慎 「そうです、慎です。壱馬さん熱ありますよ？」

壱 「えっ、嘘、」

慎 「ほんとです！昨日から風邪気味でしたもんね」

壱 「うん、えっいや？そんなことないで？」

慎 「誤魔化しても無駄です。今度からはちゃんと頼ってくださいね、とりあえず今日はオフなんで俺看病しますから大人しくしててください」

壱 「ごめん、」

慎 「じゃーちょっとまっててください！必要なもの持ってきますね」

壱 「ありがとう」




体温計とか冷えピタとか欲しいもの全部持って壱馬さんの部屋に向かう

北 「あれ？まこっちゃんそんなの持ってどうしたの？あっもしかして壱馬？」

慎 「正解です笑」

北 「昨日から具合悪そうだったもんね、俺もなんかやるよ？」

慎 「いや、大丈夫です！」

北 「そっかー、もしなんかあったりヘルプ欲しかったら言ってね！俺今日暇だから！」

慎 「ありがとうございます」


ｶﾞﾁｬｯ

壱 「うぅ〜まこと、あたまいたい、しにそ、」

さっきよりだいぶ辛そうな壱馬さん

慎 「大丈夫ですか？とりあえず熱はかりましょ」

壱馬さん動きがゆっくりだから俺が壱馬さんの脇に体温計入れた

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾞｯﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾞｯ

慎 「抜きますね、」

体温計を見ると出されてた文字は

慎 「39度8分、」

いや高すぎる、これ病院行かないと

慎 「壱馬さん？病院行きましょ？」

壱 「ん、」

抵抗する気力もないのかすぐ返事してくれた



病院行ったらただの風邪だって、
こんな熱出るんだ

家帰ってきてかずまさんを自室に連れてく

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