16人の病系物語

北人 盲腸炎 11 ページ50

北人side

やっぱりノロウイルスだった。
はぁぁもぅ最悪。

？ 「こっち向けやゴラァ！」

ん？壱馬の怒鳴り声、？誰に怒ってるんだろ、


北 「ﾝｪ､ﾊｧ」

にしても気持ち悪い、

急に来るからすぐえずいちゃう。


北 「ﾝｯｵｪｪｪｯ」

急に吐きそうになって急いでバケツを口元に持ってく

北 「ｵｪｪｪﾊｧﾊｧｳｯ、ｳｯｹﾞｪｪｪｪだれが、ﾊｧﾊｧきてｯ」

やっぱりひとりじゃ怖い。って思ってたら

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

？ 「北ちゃん！」

北 「ｳｯﾊｧﾊｧ気持ち悪い、ｹﾞｪｪｪｪ」

陸さんたち来てくれた。

陣 「大丈夫やで？しんどいな、」

陣さんが背中摩ってくれて、陸さんはバケツ支えてくれて、壱馬は俺の体支えてくれる。

しばらく吐き続けて、

北 「落ち着きました、ﾊｧﾊｧ」

壱 「なぁほくと、北人に移したやつ誰や、」

北 「俺が悪いんだよ、」

壱 「答えになっとらんやろ、なぁ誰？」

北 「隣の病室の優希くんって子、でも優希くんは何も悪くないから」

壱 「ちょっと俺行ってくるわ、」

陸 「壱馬！腹たってんのはみんな一緒、」

壱 「だってそいつのせいで北人が！」

北 「壱馬！その子何も悪くないから、優希くん、5歳なんだけど心臓悪いみたいで、3歳から入院してるって、なのに優希くんのお父さんとかお母さん、全然お見舞い来てくれないみたいで、寂しいみたいで、よく他の人の病室行っちゃうみたい、そんなかかわいそうな子、これ以上苦しめることできないよ、」

壱 「そいつのことなんて正直俺には関係ない！俺は、北人が心配で、ｸﾞｽﾞｯもぅ知らんわ、」

ﾊﾞﾝｯ
出てっちゃった壱馬、まこっちゃんがすぐ追いかけてった

全部俺のせいだ、俺のせいでメンバーまでバラバラになっちゃう

北 「ｸﾞｽﾞｯﾊｧごめん、なさい、ｸﾞｽﾞｯ」

樹 「北人さん、北人さんは何も悪くないです。1番しんどいの北人さんなんですから、北人さんが1人で苦しむことなんてないですよ、壱馬さん、北人さんのことが心配過ぎて、ちょっと焦っちゃってるだけですよ、俺もそうでしたもん。北人さんが謝る必要ありません。」

北 「うぅ〜〜ｸﾞｽﾞｯﾊｧｸﾞｽﾞｯ」

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