16人の病系物語

陸 怪我 1 ページ29

健太side

最近何もかも上手くいかない、

健 ｢ﾊｧｧｧｧｧ｣

陸 ｢そんな大きなため息ついてどーしたの？笑｣

健 ｢なんか最近何もかも上手くいかなくて、｣

陸 ｢なんでも話してよ！俺どんな相談も乗るよ？｣

健 ｢ありがとうございます、｣

でも今は話すきなくて、また無言になる。
俺一生懸命やってるはずなのになぁ、

陸 ｢危なっ｣

交差点から車出てきて陸さんに掴まれた

陸 ｢危ない危ない。ちょっと大丈夫？｣

健 ｢すみません。大丈夫です。ありがとうございます｣

陸さんに掴んでもらってなかったら俺ひかれてたな、

陸 ｢健太要注意だな、しばらく休も？このままだと危なっかしいから、｣

健 ｢でも、｣

あぁ陸さんに休も？って言われちゃった、今の俺と一緒に仕事するの迷惑だよね、
俺がネガティブすぎるのかな？でも最近そんなことしか考えれない。

健 ｢あっ！｣

陸 ｢健太ッ！｣


ドンッ

陸 ｢ｲｯﾊｧﾊｧ｣

健 ｢陸さん！｣



陸side

健太大丈夫かな？
さっきもひかれそうになったし、
今の健太1人にするのちょっと怖いな、

1人でそんなこと考えながら足取りの悪い健太を気づかれないように支えながら歩道橋を渡ってる。

登るのは何とか安全にこれだけど降りるのちゃんと気をつけないとな、

健太を支えて歩こうとした瞬間

健 ｢あっ！｣

急に健太が階段踏み外して宙に浮いた！
危ないっ

体は勝手に動いてて、健太に抱きついて、俺が下敷きになる

陸 ｢ｲｯﾊｧﾊｧ｣

健 ｢陸さん！｣

陸 ｢ｲｯﾀｲﾊｧﾊｧﾝｯけんたッケガない？ﾊｧﾊｧ｣

健 ｢はい、でも陸さん！ごめんなさい、俺のせいで、ﾊｧﾊｧどうしよ、ﾊｧﾊｧ｣

陸 ｢健太、ﾊｧﾊｧだい、じょぶ、ﾊｧﾊｧ｣

健太怪我なくてよかった

健 ｢陸さん！りくさん、リクｻﾝ･･･｣

健太の声がだんだん遠くなってく。心配かけてごめんね、

そのまま意識を飛ばした。

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