~セクゾの風邪物語~

勝利くん＿*ストレス* ページ7

勝利side






勝利｢はぁーー。｣





最近すごい何をするにもやる気が出ない。






正しく言えば、やりたくても体が追いつかない、、かな。







おれさ、聞いちゃったんだよね。








スタッフさんがおれの悪口言ってるとこ。









＿＿＿＿＿








スタッフ｢佐藤勝利ってさ、顔はいいけど歌とかダンスはほかのメンバーに比べてそんなに上手じゃなくね？笑｣


スタッフ｢わかるわ〜、それ。顔だけ良くてもねぇ？笑｣





＿＿＿＿＿









みんな、顔、顔って。









そりゃ自分だって分かってるよ。




ほかのメンバーに比べて歌やダンスが劣ってることぐらい。








それでも、おれはおれなりに頑張ってきたつもりだった。








それを聞いて以来、気にしないようにしてたけど、そうすればそうするほど、逆に自分を追い詰めてたらしい。









カラダは正直だよね。






打ち合わせの時は、なんにも耳に入ってこないし、雑誌の撮影の時なんかは、いつもは褒められる方なのに注意ばっかされちゃうし。









当然、そんなおれにメンバーが気づかないはずもなく、、。









マリウス｢勝利くん、、大丈夫？？｣






風磨｢最近顔色悪いぞ。｣








勝利｢、、、。｣








聡｢勝利、、、？｣









勝利｢、、大丈夫だから。｣







みんな心配してくれてるのに。






そんな素っ気ない態度のおれに、みんな無言で去っていっちゃう。







はぁ、もうやだ、、。








みんなに迷惑ばっかりかけて。









嫌われちゃったかなー。おれ。









ほんと、自分で自分が嫌になる。

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