SZプリンセス

過去のお話 4 ページ10

You_




Jrに入って、まだ数週間のとき。




勝利がインフルエンザにかかってしまい、




私ひとりで仕事に行った。




すごく不安で、勝利がいなくて寂しくて




本当に憂鬱だった。




ダンスレッスンから始まって、




まわりはワイワイやってる中、




私は後ろで踊っていた。




ガチャ




扉が開く音。




そこには、テレビの画面で観てた




伊野尾慧くんが立っていた。




伊野尾「あっ！いた〜」




そう言ってこっちに向かってくる。




手を握られ、こう言われた。




伊野尾「きみがAちゃん？」




『は、はい！成瀬Aと言います』




周りは唖然。




そりゃそうだよ、先輩がいきなり来たら




ビックリするでしょ。

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