爽やか君の大事な人は食欲旺盛な美人さん【菅原孝支】

甘い１ ページ8

菅原side





菅「......っ......やば、寝てた.....。」




はっと目を覚ましたところは

リビングのソファーだった。



ああ、そうだ。



Aが泊まりにきてて、俺が先に風呂入って

次Aだから、上がるの待ってたら

寝てしまったのか。




ふと、隣を見ると

Aが、俺にもたれかかって寝ていた。




風呂から出て、俺の隣でテレビ見てたら

そのまま......。





菅「......寝ちゃった？」





頬を軽くつついても、全く起きる気配がない。




ゆるく繋がれた手が、まだ暖かくて

いつも団子にしてる髪を

風呂上がりだから、おろしてるのも新鮮で。




まだ、覚めきってない頭で

なんとなくAを見つめていると









「.........孝、支......の......おい、し......。」









菅「..............。.............！？？///」





訳わからないことを、言いだした。




ぇ、え...なんて、言った？？



.............俺の..............おいし、い？








菅「...いやいやいやいやいや...///」







まだ、目とか覚めきってないし。



絶対聞き間違いだろ...！



いろいろ葛藤する俺をよそに

今度は、Aは






「.......もん、ぶらん.......！」






といって、俺に抱きついてきた。




菅「......っうわ。」



その反動で俺は倒れてしまって






「.......ぁ、ぁれ......孝支......？」






Aも目を覚ましたみたいで

“モンブラン、ない。”なんて呟く。







菅「......ぁ......お、おはよう？......///」







「..................？...............顔、赤い。」

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