我らが噂のくのたま上級生！！ (ページ7)

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くのたま上級生６ページ7

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シナ先生に言われた通り演習をするため外に出る。

まだ春で少し暖かい。

シナ｢今回の演習はあなた達5人、本気でやってもらいます｣

『5人？』

シナ｢えぇ、5人同時にやるの。誰を狙ってもいい。自分以外は全員敵よ。｣

いつもの演習では1対1(サシ)で戦ってたけど5人でやるのは初めてだ。

『きよちゃん、出来ると思う？』

きよ｢まぁでも実際大人数相手に1人だった時のために役立つかもね｣

『確かに』

鶴｢ねぇ、A、きよちゃん上見て。尾浜くんと久々知くん。｣

『ほんとだ』

鶴ちゃんに言われて上を見ると勘ちゃんと久々知くんがこっちを見て手を振っていた。

勘ちゃんに大きく手を振り返すと何故か笑われた。

久々知くんになぜ降らないのかって？

それはきよちゃんの役目だから。

きよ｢授業に集中しなさいよ、まったく｣

ソラ｢そう言って久々知に見てもらえて嬉しいくせに｣

『相変わらずツンデレなんだから』

ハナ｢きよちゃんの場合はツンツンデレだね｣

そういえば言ってなかったね。

私は勘ちゃんと、きよちゃんは久々知くんと、鶴ちゃんは竹谷と、ソラは鉢屋と、ハナは不破くんと。

全員、恋仲です。

シナ｢無駄口叩いてないで準備してちょうだい｣

『は、はい』

危ない危ない。

怒ると鬼のようになるシナ先生がもう少しで怒鳴るところだった。

勘右衛門side

授業中、ふと窓の外を見ると女子5人が山本シナ先生と外にいた。

これから演習だろうか。

勘｢ねぇ、兵助見て｣

兵｢？｣

勘｢A達多分演習じゃないかな｣

2人で窓の外を見ていたらお鶴ちゃんがこっちに気づいてAと古賀ちゃんに言っていた。

Aと古賀ちゃんもこっちに気づいたから手を振ったら向こうも振り返してくれた。

その姿が可愛くてつい笑ってしまう。

勘｢兵助、授業終わったら外行こっか｣

兵｢うん｣

先生｢尾浜！久々知！授業に集中しろ！｣

勘,兵｢すっすみません｣

--------ｷﾘﾄﾘ線--------

五いの2人は優秀だから多分授業中怒られるようなことはしない。