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そのあと僕たちは
色んなところに行って
たくさん写真を撮ったり
甘いものを食べたりしていたら
もう日が落ちていた。
そして僕らは今どこにいるかと言うと
海に来ていて
砂浜に入る前にある
石でできたベンチに座っている。
「今日は1日ありがとう」
「こちらこそ、誘ってくれてありがとう」
日が沈んできていて
夕陽に照らされる彼女の顔を
見ると少し照れ臭くなって。
ん？どうしたの？と
彼女が頭を傾けるから
何もないよ、と言うけど
お互い照れて笑う。
「俺ね、Aちゃんに言わないと
行けないことがあるんだ。」
「なになに？」
僕が芸能人でアイドルだって
言っても大丈夫だっていう
確信はないけど
僕は彼女と今後もずっと一緒に居たくて
秘密ごとはできるだけなくしたかった。
「驚かないで、聞いてね」
お互いしっかり目を見合って
向き合う。
「俺実はね、JO1っていう
グループで活動してるアイドルなんだ。」
僕がそう言うと
彼女はびっくりした表情をしていたけど
直ぐにニコッと笑った。
「私知ってたよ」
なんで、と言うよりかは
驚きの方が強くて
思考がついていかない。
「前から僕たちのこと知ってた？」
「ううん、おばちゃんが言ってた。
本当にメンバーの人が来るとは思わなかったよ。」
くすくす笑う彼女を見て
ふにゃっと力が抜ける。
「さすがおばちゃんやね
なんでも知ってる」
僕もくすくす笑って
そんな平凡な時間を
過ごしていると
本当に日は落ちて
あたりは真っ暗になっていた。
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nanako(プロフ) - 蓮くん頑張れー！！ (2021年9月28日 0時) (
レス) @page39 id: a3eea1a2d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソヨン | 作成日時：2021年8月15日 23時
