オムライス ページ4
あの後、どんどん話が進み私は正式にランペイジさんのマネージャーに決定した。
、、、らしいです。
今は、玉ねぎを切ってオムライスを作っている最中。
隣で壱馬さんがウインナーを焼いてくれている。
翔平は、、、
ソファーでゲームに夢中。
真剣な顔してエゴサしてると思ったら、きちんとした本格的なコントローラをスマホに繋げて
時々、うわぁとかミスったぁ、とか1人で楽しんでいる。
壱馬「Aちゃん、いける?」
『え?何がですか?』
壱馬さんが私の顔を覗き込んでくる。
壱馬「すんごい涙目やけど」
『えっ、あ、玉ねぎがしみちゃって、、、笑』
壱馬「俺、やろうか?変わるで?」
いつも壱馬さんは、周りのことを見てくれている。
『あっ、はい!ありがとうございます!』
そーだ、良いこと思いついちゃった!
玉ねぎに目をやられて涙が止まらない私。
翔平に包丁で指切っちゃったって言ってびっくりさせたげよ 笑
私は、壱馬さんに翔平に仕掛けるドッキリを簡潔に伝えた。
すると、壱馬さんはニヤニヤと笑い
壱馬「Aちゃんの演技力が試されるなぁ〜笑」
と、言いかなり乗り気の様子。
『じゃ、翔平のとこ行ってきます!笑』
翔平どんな反応するかな〜 笑
翔平「A?どしたん?」
『え、あ、いや』
翔平「え?A泣いてる?」
『指、切っちゃ、、え?』
私が言い終わる前に、翔平は私の手首を掴みキッチンへと向かった。
『しょ、しょへ?』
翔平「壱馬さん、Aに何したんすか?」
今まで聞いたこともないぐらい低いトーン。
『え、あ、翔平!嘘だよ!ドッキリだって!』
私の声など聞こえていない様子で壱馬さんを睨みつける翔平。
翔平「A、泣いてるんですけど」
『翔平!だから!嘘だって!玉ねぎが目にしみちゃっただけだって!』
翔平「え?」
目をまん丸にして驚く翔平。
壱馬「Aちゃんが泣いてたら、翔平どうするっかなって 笑」
翔平「なぁーんだ!お恥ずかしい!」
いつものあの笑顔に戻った翔平。
翔平「あぁ〜、ドッキリで良かったぁ〜!この野郎心配かけさせやがって!」
翔平はそう言って、私を抱きしめながら頭をクシャクシャと撫でてきた。
私の顔は翔平の硬い胸板に埋もれて息ができない。
翔平の背中をベシベシと叩くとやっと離してくれた。
パッと目が合ったと思ったら、翔平はすぐに片手で自分の口を塞ぎ目をそらされた。
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み。(プロフ) - せりさん» ありがとうございます!先程更新させて頂きました! (2020年4月16日 15時) (レス) id: 5f54f29556 (このIDを非表示/違反報告)
せり - めっちゃ面白い!更新待ってます! (2020年4月15日 0時) (レス) id: 362446a88e (このIDを非表示/違反報告)
み。(プロフ) - 吉 野 み ゆさん» コメントありがとうございます!先程更新させて頂きました! (2020年4月11日 18時) (レス) id: 5f54f29556 (このIDを非表示/違反報告)
吉 野 み ゆ - いつもドキドキしながら見てます!更新ふぁいとです! (2020年4月6日 22時) (レス) id: 9f418f690e (このIDを非表示/違反報告)
名無し36327号(プロフ) - かなとさん» 教えていただきありがとうございます!!設定し直してきました!外せてるかの、チェックお願いします! (2019年4月6日 17時) (レス) id: 5f54f29556 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おさるのもんきー | 作成日時:2019年4月6日 17時