Monkey Love Story…

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事務所を一通り案内してもらい、外に出た。

『ほんと広かったね！凄かったね！』


まさか生きているうちに事務所の中に入れるとは思ってもいなかった。


平「それより、GENEさんに飯誘われてるAの方が凄いけどね！！？！？」


壱「それも、今日の夜って言ってたでな？」


……そうだ！今日GENEさんと晩御飯食べるんだ！！



壱「それもGENEさん7人とAだけでしょ？」


そうなんですよね〜〜〜〜

今思ったら何で断らなかったんだろ、、、


翔平もお仕事で来れないらしいし、、、


平「まあ、楽しんできたら？？」


壱馬さん、慎くんとお別れした後
あっという間に時間は過ぎGENEさんとの待ち合わせ時間に近付いてきた。

ピンポーン
家のチャイムが鳴った。

『翔平？誰か来たよー！』

平「あー！来た？？ドア開けてあげて〜！」


開けてあげて〜って翔平の知り合い？
ガチャ

『はーい』

玲「よ！」

ドアを開けると玲於さんの姿が。


『玲於さん！！？どうしました！！？』


玲「どうした？ってAのお迎えだけど」


『え、、あっあ〜〜！！ありがとうございます！』

まさか、お迎えに来てくださるとは、、、
聞いてないよ！翔平！！！


平「A！スマホ忘れてる！」

『あ！ほんとだ！ありがとう！じゃあ、行ってくるね！』

平「いってらっしゃーい！玲於さん、Aのことお願いします。」



玲「りょーかいりょーかい」



お店までは距離もあまり無いらしく、歩いて行くことになった。




玲於さんと2人っきりなんて、緊張しないはずがない。


何話せば良いかわかんないし、、、




玲「Aって翔平と幼馴染なんだよね？」


『はい！幼稚園からずっと一緒で！』

玲於さんが沢山お話ししてくださったおかげで

笑いが絶えないぐらい楽しかった。


玲「あ！ごめん！会社から電話かかってきた！ここでちょっと待ってて！」

そう言って玲於さんは道の脇に寄り電話に出た。


そんな時、知らない複数の男性に話しかけられた。

男「お姉ちゃん、1人？」

『あ、いえ、、、』

男「一緒に遊びに行かない？」

『いや、、、』

怖さのあまり声が出ない。

玲「辞めてもらっていいですか？」

玲於さんが私と男性を引き離してくれた。

男「は？お前誰だよ」

そう言ってまた、無理矢理私を引き寄せる男性。

玲「やめろっつてんじゃん」

男「は？」


？「本間にやめてもらって良いですかー？警察呼びますよー。」

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