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-真現し編-第5話「神社の名前」 ページ7

「綺麗な月」
私は1人でぽつりと呟いた
今日を振り返ると色々な事があった。
変な夢を見て、神社の噂を知り、変な男には追いかけられ、ポリ公には連行され、挙句の果てには不思議な男の子と会い、変な事を聞いた。今日1日振り回されたわ…
「おーい!ほーのーかーっ!」
「…ええぇぇぇぇ!?」
魔理沙は上空から箒に乗って私に向かって飛んできた
そしてそのまま突っ込んで来て、私と魔理沙の頭がぶつかり、轟音が聞こえる。土煙が立ち昇っている。
「痛ったたた…んもう!何で突っ込んでくるのさ!」
「済まないのぜ!いつもの癖で〜」
魔理沙は笑いながら言う。吹っ飛んでしまった魔理沙の帽子を私は取って、魔理沙の頭に被せた。
すると私たちの後ろから、こちらに向かって歩いてくる聞き慣れた足音が聞こえる。
「よぉ〜し、良くやった金髪ちゃん!」
後ろを振り向くとワイシャツ姿の芥が居た。
「ったくよぉ、いきなり走って逃げ出したから焦ったぜ…まったく」
そう言って芥は私の頭にチョップを喰らわした。
私はチョップを喰らった後、聞きたいことがあった事を思い出した。
「ねぇ、何で遅くまで働いていたのさ?」
「勤務終了時間前に通報があったんだよ。ったく最悪だぜ」
「うわぁ〜かわいそ〜」
私が笑いながら言うと2回目のチョップを喰らった
「でもなんで2人は私のとこに来たのさ?」
「そりゃあ女子高生が夜に1人で帰ってたら誰かに襲われるかもしれねぇだろ?部屋は違うが、住んでいるアパートは同じだし、部屋まで送ろうかなと考えていたのさ」
それを聞いた私はあっけらかんとしてしまった。それから数秒たち、手を口に当て、泣くふりをしながら言った
「芥…あんた、まだ人を気遣える優しさはあったね…私お涙ポロポロですよ」
「ねぇ、怒っていい?怒っていいかなぁ!?」
「落ちつくのぜ!穂乃日は煽るな!で、芥、だよな!?
ムカつくだろうが、耐えろ!耐えるんだ!」
「魔理沙…こんなクズ野郎に優しくしないで良いのに」
「おい、誰がクズだって?」
私はいつも通りの会話(3人は初めてだが)をしていると、魔理沙に聞きたいことを思い出した。
だがここで突っ立っててもしょうがないので、歩きながら話すことにした。
「魔理沙、あの、神社の噂、話してくれたじゃん?それで聞きたいことがあったんだけど、神社の名前って何?」
「ん?あぁ、それはな〜?ん〜っと確か、真理(しんり)神社だぜ」
「へぇ…」
私達はアパートに着いて、そこで別れた
(魔理沙は箒に乗って帰った)

お知らせ→←-真現し編-第4話「男の子」



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カエル - pixivでも頑張って!みんなで作者さん応援しよ! (2021年8月25日 17時) (レス) id: fe4064d795 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:学校爆発 | 作成日時:2021年7月25日 23時

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