検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:519 hit

-真現し編-第4話「男の子」 ページ6

私はなんとか逃げ切ることが出来た。走りきって疲れたからか息が荒くて苦しい。まぁ、後でどのみっち芥に捕まるだろうが…。だが、確か芥は日勤(8時〜17時まで)だったはず…ってうん?じゃあなんで19時まで働いていたんだろう?そんなことを思っていると、隣の茂みから鈴の音が聞こえた。私は気になって音が聞こえた方に振り向くとそこには4、5歳くらいの男の子が私を見てポツンと立っていた。男の子の服は今の時代で中々見かけない珍しい神職さんが着るような袴だ。最初は驚いたが、その男の子を見るうちに銀色の澄んだ目に惹かれてしまった。
「…来て」
「…えっ?」
私は男の子の声だと思えない女の子らしい高い声といきなり喋ったことに驚きを隠せなかった。
「この世界の真実を知りたいならば、ボクの所へ来て」
「世界…?真実…?何、言ってるの…?」
「いま君の宿世の歯車は回りそめたり…」
(何…?古文かな…?分かんない…)
瞬きをした次の瞬間、男の子は居なくなっていた…
気づいたら私は1人でポツンと立っていた。
空には綺麗な月が昇っていた。

-真現し編-第5話「神社の名前」→←【キャラ紹介−主要人物−】



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 2.7/10 (3 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

カエル - pixivでも頑張って!みんなで作者さん応援しよ! (2021年8月25日 17時) (レス) id: fe4064d795 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:学校爆発 | 作成日時:2021年7月25日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。