沈む少女の行き先は ページ15
コポリ……と口から泡が漏れる。
……私、何で海に沈んでいるんだっけ。………思い出せない。
親父………いや、エドワード・ニューゲート。………信じていたのに。
君が、私を孤独から無理矢理連れ出したんじゃないか。
あの日、家族を失い、心の荒む私にしつこく手を伸ばしたのは、君だったろ？
私は、15才。色々と荒れていた私は、君のことを君の息子達をひどく嫌って拒んだ。
……なのに、君達は、私に家族同然の愛を与えて続けてくれた。
もう2度と家族も、家族に近しい者を作らないと決めていたというのに。
「俺はお前のことをずっと信じてやる。お前の前から、絶対にいなくならねェ………
だから、俺の娘になれェ……!!A……!!!!」
エドワード・ニューゲート、君の言葉に根負けしてしまったんだよ………
なのに……君は、2度も私に家族を失わせた。
私は、情が入りやすい方だと知ってるだろう？
私が、どれだけ家族を愛していたか、知ってるだろう？
君は、君達は、私の心を壊したんだ。
ねぇ……これから私に、どうしろというんだい？
＿＿＿＿嫌いだ。きらいだ。この世のすべてが、私の存在が、
私、これから………本当に、どうしよう。
……真っ先に思い浮かんだのは、海賊と敵対する組織だった。
あぁ……
そうだ。
海軍のもとに行こう。
あそこなら、殺してもらえるかもしれない。
海よ。 私を、マリンフォードまで、 運んで頂戴
海は、彼女をゆっくりと、赤子のように大切にマリンフォードへと運んだ。
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SYEHERA(プロフ) - ありがとうございます！続き頑張って書いていきます(*^^*) (2020年1月19日 22時) (
レス) id: f380d1fbe2 (このIDを非表示/違反報告)
Rose - いえいえ、私こそ無理言ってすいません 一気に更新して下さり本当に有難う御座います(*^▽^*) 続き楽しみにしてます (2020年1月19日 19時) (レス) id: 0f77344160 (このIDを非表示/違反報告)
SYEHERA(プロフ) - いえいえ(^^)私もこの作品を読んで貰えて嬉しい限りです…応援ありがとうございます！ (2020年1月19日 0時) (レス) id: f380d1fbe2 (このIDを非表示/違反報告)
Rose - 更新本当に有難うございます これからも頑張ってください (2020年1月19日 0時) (レス) id: 0f77344160 (このIDを非表示/違反報告)
SYEHERA(プロフ) - それなら良かったです！更新出来るだけ毎日頑張ります！ (2020年1月12日 10時) (レス) id: f380d1fbe2 (このIDを非表示/違反報告)
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