耳飾りカッケーな。 ページ7
隠密をとりながら、そこらの木の影からHelooしてきた鬼を倒していく。
そう言えば、さっき少し危なかったんだけどね。
うん。小刀回収してるときに鬼に襲われかけたの。
だけど、懐に手折った藤の花があったから助かった。
襲われそうになった瞬間、回転蹴りして口ん中に藤の花ぶち込んでやりましたよ。
おかげさまで一瞬で天に召されたよその鬼。
藤毒って怖いね。
鬼じゃなくて良かったとは思うよ。
うん。
ある程度鬼を倒したから、そろそろ仮眠を取ろうと思う。
あのタンポポの性で寝れてないんだよ。
めっちゃくそ眠い。
どこか藤の咲いてるところってないかな。
じゃないと安眠出来ない。
どこかないかなぁと辺りを見渡すと、
僕「あ。」
木の根元に倒れ込んでいる、花札のような耳飾りをつけた少年を見つけた。
僕「……死体?」←
ジリジリと近づいて、聞き耳をたててみる。
?「……すーーっ…すーーっ…」
僕「寝てんのか。心配して損した。」
その場で立ち上がり、少年を置いていこうとしたが、ここで踏みとどまる。
少年の寝ている木は、藤の木でも何でもないただの木だ。
ここでこの、花札のような耳飾りをつけた少年を見捨てたら、一瞬でこの少年は死んでしまうだろう。
せめて、安全な場所に運んでやらねば。
半分寝そうになりながら、よっこいしょと少年を担ぎあげ、テクテクと歩いていく。
幸い鬼は出ず、無事に藤の花の咲いている木を見つけ、その木の上に登る。
少年を、木から落ちなさそうな所に寝かせ、自分も落ちなさそうな所を探し、そこに寝そべった。
僕「あぁ………眠いなぁ………すーーっ…すーーっ…」
Aは、寝そべって十秒も立たないうちに眠りについてしまった。
(短くてごめんなさい!!)
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ふく - 嵌められたのでシリーズも見てます!とっても面白いです、更新頑張ってください! (2020年4月26日 20時) (レス) id: 61180c9817 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶(プロフ) - 続きが見たいです!ワクワク (2020年3月9日 20時) (レス) id: ba0eed2e75 (このIDを非表示/違反報告)
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