とりあえず帰りたい() ページ4
扉から出てきたのは、鳥？を模した顔の半分が隠れる仮面をつけた男だった。
何故かその後ろには、明るい茶髪の、目をキラキラさせた女が。
いや、そいつ魔力皆無では………？？
疑問に思いつつ、その男に近づく。
私「貴殿がクロウリーか？？私はアイリス・メアルフィーティア･B・サーバル。私の母であるバステト神から聞いてはおるだろうが、私のここへの入学の件は、どうなっている？？」
ｸﾛｳﾘｰ「貴女が？！……では、こちらの生徒は一体………いや、それは後にしましょう。さて、アイリス様。良くぞお越しくださいました。これからは我が学園、ナイトレイブンカレッジの生徒に……」
私「(あっこれ話長くなる奴だ)………構わん。くどい。様付けもいらん。
これから私はそなたの監視下に置かれるというのに、何故この学園で1番権力を持っているそなたに様付けされるのだ？
私はここに来た時点で1人の生徒だ。
そなたもこのような小娘に様をいちいち付けるのも煩わしいだろう。
アイリスと、そう呼べ。その方が私も気楽でよい……」
ですが………と反論しかけたクロウリーに、あﾞ？？と殺気を送ってやれば、観念したように肩を落とした。
長い話は嫌いだよｯｯｯｯ！！
ｸﾛｳﾘｰ「はぁ………分かりましたよ、アイリスさん。それでは、あの鏡の前に立ってください。」
ささ、どうぞ！と、さっきとは打って変わって胡散臭くなったクロウリーに、若干嫌悪しつつも、鏡の前に立つ。
うわっ、顔出てきた……気持ち悪………
闇の鏡『汝の…名を告げよ。』
私「私の名は、アイリス・メアルフィーティア･B・サーバルだ。」
今日だけでこの長ったらしい名前を何回言っただろうか………そろそろめんどくさい。←
闇の鏡『アイリス、汝の魂の形は………』
私「…………」
闇の鏡『………分からん。余りにも魔力が膨大すぎる………それ故に、波長が感じ取れん……
……だが、色はディアソムニア。形はサバナクロー。1つの体に、2つの適正を持っている……』
ｸﾛｳﾘｰ「闇の鏡が測定出来ないほどの魔力？！これはナイトレイブンカレッジ創立以来の事ですよ！
しかも、適正寮が2つ？！なんということでしょう！！」
騒ぎ始めるクロウリーを横目でチラッと見て、私は視線を鏡に戻す。
さて、どうしてやろうか。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 124人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
モモ - 芽生えたのが恋愛感情ならハピエンだがどうなる… (2022年8月3日 18時) (
レス) @page8 id: 54acfceb29 (このIDを非表示/違反報告)
SYEHERA - マザーグースさん» コメントありがとうございます！！いやぁ…親にタブレット取られて書けない状態で…イメ画はピツメーカーというアプリを使いました！少々私が手を加えた所がありますが、基本色々揃っていますよ！ (2020年10月31日 2時) (レス) id: 498d2128dd (このIDを非表示/違反報告)
マザーグース - 面白いです、最近更新無いけれど何かあったんですか？後、イメ画どこのか教えて頂けるとありがたいです！ (2020年10月9日 23時) (レス) id: 03abd8d74a (このIDを非表示/違反報告)
ラム - 話しの続きが気になる (2020年6月25日 16時) (レス) id: 9e05ed3410 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
