天才【BTS】 (ページ14)

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14 side JK ページ14

マンションのロビーであの人を見かけたときはすごく綺麗な人だなと思うと同時に、かっこいい人だなと思った。自分自身が刺青に憧れているのもあって、腕に見えた刺青はすごく魅力的だった。偏見かもしれないが、刺青を入れている人は怖いというイメージと、自分が人見知りということもあり、怖いのかもしれないと思ったが、そうでもないらしい。

フロントのところで顔を合わせて、部屋に行こうということになったが、人数も人数なので、二組に分かれて上がることになった。名前はまだ知らない綺麗な人とヒョンラインそれからマネヒョンが先に上がって、マンネラインとホソギヒョンは後から上った。

エレベターの中ではとりあえずテヒョニヒョンがうるさかった。ジミ二ヒョンも何気にうるさかったし。スタッフさんも苦笑してた。

43階で降りると、先についてたヒョン達が待っていてくれて、テヒョニヒョンとジミ二ヒョンがギャーギャー騒ぎながらエレベーターから出て行った。

『それじゃ部屋に入りましょうか。』

「「「「はい！」」」」

部屋に入ってみると、予想以上の広さだった。玄関は天井も高いし、今いる人＋その荷物達が入っても狭いとは感じない。靴を脱いで、荷物を持ちリビングの方に進む。もっと豪華な感じかと思ったら、どちらかといえばモノトーンで統一されたシンプルでシックな家だ。無駄なものはほとんどなくて、最低限の生活ができるものがある感じ。それにしても生活感がなさすぎる気もするけど…。

『まずは部屋に案内しますね。それから自己紹介でもしましょうか。』

『ああ、お願いします。』

『５部屋空いている部屋があるので、自由に使ってください。一番奥の突き当たりの部屋とその右隣の部屋は僕の部屋なので、それ以外のところをどうぞ。部屋割りが決まって、荷物の整理なんかが終わって、一息ついたらリビングに戻ってきてください。』

『ありがとうございます。よし、じゃ決めるか。』

マネヒョンの一言で部屋割りを決め始める。メンバーはとりあえず宿舎のままでいいんじゃないかということで、ナムジュニヒョンとホソクヒョン、ユンギヒョンとジニヒョン、マンネラインに分かれた。それぞれ決めた部屋に入って、俺たちも部屋に入った。

『うわーーーーーー！！！広い！！』

『見て、テヒョナ！ジョングガ！景色がすごいよ！』

そこからはニューヨークの街が一望できた。