みたらし団子は蜜の味ーお丸と男達ー

お丸ちゃぁん！ ページ1

　



　
　
　
　
「おい！ここの看板娘、ちょー美人って噂らしいぞ」


「入ってみようぜ！」









おやおや、「美人」という噂を聞きつけて、また客がやって来ましたね



ここは、美人と有名な娘「お丸」がやっている店で


大体、店にくる客はお丸目当てでやってくる者が多く、
しかも、お茶や団子なども美味しい。








ここだけの話、、実ｈ(((((「お丸ちゃぁん！」


この声は、、、、






お丸『はぁーい！呼んだぁ？あっ佐久間さん家の息子さん、』


大「大介でやんす！」


お丸『そうそう、大介さん』



眩しい笑顔で走ってきたのは、
ここら辺じゃ有名な酒屋の跡取り息子、大介さん。

今日も元気ですねぇ



　



　


そんな大介さん、お丸に言いたい事があるようです。

大「お丸ちゃん、明日の花火大会、一緒に行かない？」




「おいおい！いくら酒屋の跡取りだからってお丸ちゃんの独り占めは駄目だぜぇ！」

「そうだそうだ！皆のお丸ちゃんだぞ！」

「お丸ちゃん！団子追加ー」


常連客の方達からの大バッシング。

まぁ、、しょうがないですよ
お丸はこの町じゃ、ちょっとした有名人

夜も、お丸は忙しいのです。

　

　


お丸『遅くまで店の片づけがあるの、、』


大「ホント、釣れないでやんすねぇ」


お丸『有難いことに忙しくさせてもらってるからね、、、お団子追加ね、すぐ持ってくわ！』









本当は店の片づけなんてすぐに終わります。

そう、美人と有名な「お丸」には夜の顔があったのです。

夜の顔→

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す