忘れ物取りに行ったら吹き飛ばされた件について

18.携帯ショップ ページ19

『うっわぁ！！画面でっかい！！』


画面……そう、ここはケータイ屋さん！









「こちらが人気ナンバーワンなんです」

と店員さんがアドバイスをくれる



だけど私、ずっと母のお下がりだったものだから


こんなに画面がでかく

カメラが何個もあって

こんなに綺麗な画質



そんなに新しくないものでも感動しちゃうよね


『すっごいなぁ…！！』




お金はどうするか？

それはね〜！！





五「勝手に連れてきちゃったし、僕の奢りでいいよ」


くぅー！！！

ナチュラルイケメンか！？




目隠しは相変わらず怪しいけども









……じゃあいちばん高いのでも良いよね？




『五条さん、これは？』

そのお店で1番高いと思われる最新のスマホを指さす




五「いーよー」







この人…まさか金持ち？

詐欺でもしてるんじゃ……



伏「この人は金の価値観が違うから
気にせずむしり採れ」


『へー金持ちなんだ……めぐみさんは
五条さんのことよく知ってんだね〜』


伏「伏黒でいい」





五「むしり採られるのはキツいかな」





この人の中じゃむしり取る金額も私の考える

金額と違うんだろうな





虎「つーか気になってだけど、大葉は何年生なの？」


『1年だよ…もしかしてはだヵ…虎杖君先輩？』


虎「いや、同い年だ
つーか君呼び慣れてねぇし虎杖でいい」




『虎杖、伏黒、五条さん。虎杖伏黒五条さん虎杖伏黒五条さん虎杖伏黒五条さん虎杖伏黒五条さん虎杖伏黒五条さん虎杖伏黒五条さん……』





私は書いて覚えず

声に出して覚える派なんだっていう意外な一面(？)



















『〜！！画面でかい！綺麗！
五条さんありがとうございます！』




五「どう致しましてー」






『じゃ、私はこれで〜』



















「「「………ん？」」」

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