忘れ物取りに行ったら吹き飛ばされた件について

14.訪問者 ページ15

母「あ、忘れてた。
あんたの学校今週特別休暇だってよ、
良かったね。じゃ、いってきまーす」






『…とっとと行ってろ…』



もっとマシな母親が欲しかった


お父さん早く帰ってこないかな…






母も出ていき

学校も休み


暇だなぁ……


私って残酷だな

先輩1人死んでんのにあんな光景見たのに

実感わかないとか…心冷めきってんだな私




『ケータイ買いたいけどお金がなぁ…』

母に言っときゃ良かった



…まぁあの人に言った所で

買ってくれる訳でも無いけど




とりあえず着替えとこう





ピーンポーン




『はーい……』

なんなんだよこんな日に限って






『どちら様で…… あ』


夢小説なら王道の展開

でも人間にとっては非王道







『…はぁ、お久しぶりです白髪さん、』


私に言う事があるのかなんなのか

それはもう問わないよ？


だって昨日あんなことがあったんだもんね

私も夢かと思ってるよ



まぁ、足の痛みで現実だと実感させられるけど












でもさ、



















なんで家の場所知ってんのかな＿＿＿＿＿＿＿＿＿






＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

今更すぎるA家族紹介

父親 海外出張中( 長期 )
普通に良い人
昔から母親の性格に難アリなのでAを
心配している。たまに手紙を送ってきてくれる





母親 男を食い散らかしている
お金に目がなく、金のことは厳しい
しかし、Aが夜遅くまで帰ってこない
とかは気にしてない。
というか自分の帰る時間が遅すぎて
Aが帰ってくる時間とか知らない

15.怪しい人→←13.朝がきた

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す