_ ページ39
入学式が始まって、次々と生徒の親が来る
僕の周りに座っている子達もチラチラと後ろを見ている
僕もチラッと後ろを見ると、そこには13人のヒョン達がいた
本当に全員できたんだ、って少し驚いた
ヒョン達がしきりに手を振ってくるので、僕も手を振り返した
そしたらヒョン達は満面の笑みで喜ぶから、僕も少しだけ嬉しくなった
・
・
・
入学式が終わり、全体で各クラスに向かった
そこで、担任の先生が"1人ずつ自己紹介をしましょう"と言った
僕の番が来て、自分の名前を言うと少しだけザワザワした
そりゃあ、韓国の学校でバリバリの日本の名前を言ったら、動揺しない人はいないだろう
・ ・ ・
自己紹介も無事終わり、教室を出ようとした時1人の男の子に話しかけられた
男の子「ねぇ、君日本人なの?」
HN「うん、そうだよ」
男の子「へぇ!珍しいね。あ、もしかして日本人だけど生まれた頃から韓国に住んでるの?」
HN「ううん、僕は去年韓国に来たんだ」
男の子「え!そうなの?韓国語がすごい上手だったから、ずっと韓国に住んでいるのかと思ってたよ」
HN「そう言ってもらえると嬉しい。去年、韓国語を猛勉強した意味があったよ笑」
男の子「ふふっ、僕たち良い友達になろう!」
HN「…うん!」
この男の子の名前はソギョン。
ソギョンは韓国に来てから初めてできたお友達!
・
・
・
だよね?
230人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SEVENTEEN」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Mia | 作成日時:2020年7月19日 0時