君は誰よりも輝いている (ページ13)

今日:1 hit、昨日:8 hit、合計:131,466 hit

＿ページ13

あれから、男の人に連れられてPledisに来た。

ここまでくるのにお店の看板やすれ違う人の言語が韓国語だったため、自分が韓国に来たという実感が湧く。

Pledisの入り口までくると男の人に『ここで待っててくれる？』と言われた。

入り口に置いてあるソファーに座っていると男の子に話しかけられた。

男の子「アニョハセヨ！新しく入ってきた練習生？そろそろ練習の時間始まっちゃうから急いだほうがいいよ！」

『…ｺｸ』

男の子は話すだけ話して言ってしまった。

と言っても、全部韓国語だったから何を言ってるのかは全く分からなかったけど…

だから、ｺｸっと頷いた。無視するのも失礼だからね。

・

・

・

男『ごめんごめん…長い間待たせてごめんなぁ～』

『いえ、大丈夫です』

男『君のことが知りたいからいきなりだけどオーディション的な感じで実力が見たいんだけど今からでも大丈夫かな？』

『今…から？…はい、大丈夫です』

ホントは怖い。だって何も準備していないんだから。
もし、それで全然ダメだったら日本に帰されるのかな…
ダメだ！マイナス思考になってはダメだ。感情を捨てるんだ。感情さえ持たなければすべて楽になる…