#42 疑問 ページ42
瞬時にこの状況を察したスニョンくんとジフンくんの2人は、わたしを庇うように前に立った。
「お前たちみたいなクズ……。超能力が可哀想だ。俺が相手してやるからかかってこいよ」
挑発するスニョンくん。
「A。絶対俺たちの後ろを離れるな」
配慮してくれるジフンくん。
この状況……。なんか、2人の王子に守られてるお姫様の気分! なんかちょっと興奮してきた。
「うるせえ! その女を渡せ!」
そう叫びながら爆発男は、大きな爆発を何発も放つ。
耳をつん裂くような爆発音に、思わず耳を塞いで身を丸める。
その時、2人はわたしを覆って爆発から守ってくれた。
ようやく気づいた。
わたしの超能力は消えていない!
無効の力を持つわたしは、わたしの周囲にいる超能力者に影響してしまう。
だから、わたしがいる事で2人は超能力を使えない……!
ある程度わたしが2人の距離を置かないと、2人は超能力を使えないでやられてしまう。
でも、爆発男はどうして能力を使えるんだ?
そんな疑問が残ったが、今はそれどころではない。
わたしのせいで、2人が犠牲になってたまるもんか!
「A! 指輪をつけろ!」
その時、スニョンくんに言われて気づいた。
朝から指輪をつける事を忘れ、ポケットにしまっていた事を。
2人の小指を見ると、彼らは超能力を解放するために指輪を外していた。
だとしたら、わたしも超能力を使っているはず……。
爆発男たちが能力を使える理由がますます分からない。
急いで指輪をつけると、2人の調子が戻ったらしく、すぐに彼らは立ち上がった。
793人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SEVENTEEN」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミオン(プロフ) - これはもしやあるアニメのみ○んちゃんの能力でしょうか?!() (2020年4月12日 7時) (レス) id: 173bb9b2fb (このIDを非表示/違反報告)
菜々子(プロフ) - 沢山のコメントありがとうございます!早いですが非公開にせず公開ボタンを押して続編を載せてしまいましたので、切り上げて締め切らせていただきます!ご協力感謝致します(*´-`) (2020年3月24日 8時) (レス) id: 74e7fa000c (このIDを非表示/違反報告)
好喃(前垢パス忘れた)(プロフ) - NU'ESTはいかがでしょうか…? (2020年3月23日 22時) (レス) id: fc60cee356 (このIDを非表示/違反報告)
恋夜禰(プロフ) - EXOのベッキョンはどうでしょうか!?!? (2020年3月23日 21時) (レス) id: 731de4f2b5 (このIDを非表示/違反報告)
RikikiMomo(プロフ) - NU'ESTの95Lineはどうでしょか?! (2020年3月23日 21時) (レス) id: 7a0d9d0af1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:菜々子 | 作成日時:2020年3月18日 19時