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ジフンSide
Aは、頭の中を整理したいと言って、ひとりで部屋に戻って行った。
この後に行われるはずだった、ウォヌのカウンセリングを明日以降に延期してほしいとの旨を彼に伝えた。
「あの子可哀想だね。今まで、沢山の汚い大人に利用されて……」
彼は、彼女に対して同情の言葉を言った。
「……まあ、俺たちもこれから同じような事をするんだけどな」
彼女をここへ捕らえたには、理由がある。
罪をおかせば、普通であればすぐに裁判にかけられ、判決が下って、刑務所生活になるのだが、彼女の場合は特例だった。
その話をするには、まだ時間がかかりそうだ。
「ん？ それ何？」ウォヌは俺の手にあるスマホを見た。
「Aから預かった。彼女が監 禁されていた施設で使われていたスマホ。それと、ここをハッキングする時に使ったって」
「へえ……。彼女、かなり頭がキレるね」
「頭脳はもちろん、手先も器用らしいな。とりあえず、あの子たちを傷つけた犯人に繋がりそうな事がないか、調べてみる」
「うん。頼んだよ」
「お疲れ」彼は俺に缶コーヒーを渡した。
過去に一度だけ寝ずにしなくてはならない仕事があった時があった。
缶コーヒーを飲んで眠気を発散していると、それを見たウォヌが、俺は缶コーヒーが好きなのだと思ったらしく、いつもそれをくれるようになった。
正直な所、くれるのはありがたいが出来たら水が欲しい。
まあ、彼の善意を受け取らない訳にはいかないから、黙って受け取っている。
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菜々子(プロフ) - 蜜柑さん» コメントありがとうございます！！更新頑張ります！！ (2020年8月9日 21時) (
レス) id: 276cf1906f (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑(プロフ) - わー、このお話ドタイプです、、、続き楽しみにしております！ (2020年8月9日 21時) (レス) id: fc1cb3405c (このIDを非表示/違反報告)
菜々子(プロフ) - yuiyui160120さん» コメントありがとうございます！更新頑張ります！ (2020年8月9日 15時) (レス) id: 276cf1906f (このIDを非表示/違反報告)
yuiyui160120(プロフ) - とても面白くて続きが気になります！更新楽しみにしています！ (2020年8月9日 15時) (レス) id: e8590fba58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菜々子
| 作成日時：2020年8月7日 17時
