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？ Side
「スンチョル隊長！」その時、通報のあった公衆電話へ駆けつけたチャンから無線が入った。
彼はジス先輩と一緒にいた。
そして、彼らのいた場所と通報の入った町から偶然にも近かったためすぐに駆け付けたが、電話の主は受話器を落としたままどこかへ行ってしまった後だったそうだ。
「受話器にまだ温もりが残ってる。そう遠くに行ってないはずだよ」
ジス先輩がそう言う。
「はい。多分、ここにいるだろうな」
廃れた町の数少ない建物たちに設置されていた防犯カメラにアクセスしたジフンが、とある映像をスンチョル先輩に見せた。
白装束のような服装を身にまとい、顔を見られないためか適当に持ってきたであろう汚れた布を頭から被って、コンビニへ駆け込む人間の姿が映っている。
まさか、まだ電力まで通っていたとは……。
時間を見ると、5分前だ。
「今すぐコンビニに向かえ。バックヤードに入って行ってる様子が映っていた」
「了解！」
「俺たちは応援に行こう。ジフナ、ここの指揮を頼む！」
「はいよ」
ジフンはジス先輩やチャンにつけているカメラの映像を見つつ、ハッキングできそうな場所を探していた。
「久しぶりの任務だ。燃えるぞ〜」
何だか嬉しそうなミンギュ。
そう言えば……ここに配属されてから他部署の雑用ばかりで、特殊捜査らしい仕事なんてしていなかった。
つまり、これがSEVENTEENとしての初めての仕事になる！
「よっしゃ、いっちょかましてやるか〜！」
「そう来なくちゃですよ！ スニョン先輩っ」
ミンギュと謎の固い握手を交わし、持ち物を確認するとすぐに部屋を出て行った。
待ってろ！ 姿のない通報者！ 絶対に助けてみせるさ！
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菜々子(プロフ) - 蜜柑さん» コメントありがとうございます！！更新頑張ります！！ (2020年8月9日 21時) (
レス) id: 276cf1906f (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑(プロフ) - わー、このお話ドタイプです、、、続き楽しみにしております！ (2020年8月9日 21時) (レス) id: fc1cb3405c (このIDを非表示/違反報告)
菜々子(プロフ) - yuiyui160120さん» コメントありがとうございます！更新頑張ります！ (2020年8月9日 15時) (レス) id: 276cf1906f (このIDを非表示/違反報告)
yuiyui160120(プロフ) - とても面白くて続きが気になります！更新楽しみにしています！ (2020年8月9日 15時) (レス) id: e8590fba58 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菜々子
| 作成日時：2020年8月7日 17時
