#57 ページ7
今夜は、ミンギュのおかげでここで過ごせそうだ。
先程、駅で買ったパンを食べながら明日はどうしようか、と考えていると。
「……綺麗だよ」
ミンギュは窓の外を見ていた。
わたしたちもそうすると、一面に広がる輝く星々。
都会にいたら、まず見られない光景に感動した。
こんなにも綺麗だったなんてね。
「ねえ、ミンギュさん」
なにやらスングァンがいたずらな笑みを浮かべていた。
「僕があれを取ってきてって言ったら、取れますか？」
スングァンは星々を指した。
さすがにそれは無理でしょ、と思っていると。
「できるよ。今から取ってきてあげるよ」
ミンギュは窓の鉢に足をかけたので、わたしたちは慌てて止めた。
「う、嘘ですよ！！ 行かなくていいです！！」
「アハハ。分かってるよ」
ミンギュは楽しそうに笑いながら、足を下ろした。
最近、ミンギュは冗談というものを覚えたらしく、それが更に彼が人間らしく感じさせた。
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ミサキ(プロフ) - 号泣しました(´；Д；`) (2019年12月21日 20時) (
レス) id: 1d417b36ff (このIDを非表示/違反報告)
菜々子(プロフ) - Na Haさん» コメントありがとうございます！最後まで読んでくださり、ありがとうございます(^^) (2019年6月1日 0時) (レス) id: f3aae75fb3 (このIDを非表示/違反報告)
Na Ha(プロフ) - すみません、誤字りました（笑）忙しい中です。 (2019年6月1日 0時) (レス) id: bf83d3045c (このIDを非表示/違反報告)
Na Ha(プロフ) - お話ほんとに良かったです！泣きました（泣）忙し中、更新頑張ってくれてありがとう御座いました！ (2019年6月1日 0時) (レス) id: bf83d3045c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菜々子
| 作成日時：2019年5月27日 13時
