#56 ページ6
中に入ると、今まで誰にも使われていなかったようで至る所がホコリまみれだった。
だけど、誰かが住んでいたらしく、キッチンと小さなリビング、ソファーにテーブルが置かれていた。
「待ってて」
ミンギュはそう言うと、テキパキと部屋の掃除を始めた。
無駄な動きがひとつもなく、素早く色んな場所を綺麗にしていく姿に釘付けになっていると。
「ミンギュさんって何者なの？」
その姿に驚いたスングァンがそう訊く。
「……アンドロイドだよ」
「ア、アンドロイド！？」
目が飛び出しそうなほどに驚くスングァン。
「父さんが研究していたって事は知ってたけど……」
「そう。お父さんの最高傑作だよ」
「それなら納得。超高性能だね」
さすがに、事実を話す事は出来なかった。
スングァンは心の底から父の事を尊敬しているから、それをわざわざ崩すような事を言わなくていい。
「終わったよ」
ミンギュは気に入ったのか、ドヤ顔を見せた。
確かに、もうそこはホコリひとつもなく綺麗になっていた。
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ミサキ(プロフ) - 号泣しました(´；Д；`) (2019年12月21日 20時) (
レス) id: 1d417b36ff (このIDを非表示/違反報告)
菜々子(プロフ) - Na Haさん» コメントありがとうございます！最後まで読んでくださり、ありがとうございます(^^) (2019年6月1日 0時) (レス) id: f3aae75fb3 (このIDを非表示/違反報告)
Na Ha(プロフ) - すみません、誤字りました（笑）忙しい中です。 (2019年6月1日 0時) (レス) id: bf83d3045c (このIDを非表示/違反報告)
Na Ha(プロフ) - お話ほんとに良かったです！泣きました（泣）忙し中、更新頑張ってくれてありがとう御座いました！ (2019年6月1日 0時) (レス) id: bf83d3045c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菜々子
| 作成日時：2019年5月27日 13時
