#66 ページ16
父に言われた通り、実家にある地下の研究室にミンギュを連れてきた。
ひとりで抱えて行くには大変だったので、ウォヌに手伝ってもらった。
「そういえば、まだあそこで働いてるの？」
「いや。辞めた」
「そうなの？ 上の人から気に入られてたみたいだけど？」
「そんなのどうだっていいさ。……実は、他の研究所からうちに来ないかって誘われてるんだ」
「へえ！ おめでとう！ 受けるんだよね？」
「まだ迷ってる。Aはどうするんだ？」
「わたしは……父が新しく研究所を立てるらしいから、そこで手伝いする予定かな」
あの事件がきっかけで、わたしと父はあの研究所を追い出されてしまった。
父は元々独立するつもりだったらしく、クビがきっかけでその決心がついたらしい。
「そっか。じゃあコイツが過ごしやすい環境が整いそうなんだな」
ウォヌはおんぶしているミンギュの事を言った。
わたしは目を閉じたままの彼を
「うんっ」
ウォヌによると、あの研究所は研究員たちを一斉に解雇して潰し、上の人たちはどこかへ姿をくらましてしまったらしい。
どこかの研究員にミンギュのようなアンドロイドを造らせるのだろう。
……ソクミンたちも困ってるだろうなあ。
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ミサキ(プロフ) - 号泣しました(´；Д；`) (2019年12月21日 20時) (
レス) id: 1d417b36ff (このIDを非表示/違反報告)
菜々子(プロフ) - Na Haさん» コメントありがとうございます！最後まで読んでくださり、ありがとうございます(^^) (2019年6月1日 0時) (レス) id: f3aae75fb3 (このIDを非表示/違反報告)
Na Ha(プロフ) - すみません、誤字りました（笑）忙しい中です。 (2019年6月1日 0時) (レス) id: bf83d3045c (このIDを非表示/違反報告)
Na Ha(プロフ) - お話ほんとに良かったです！泣きました（泣）忙し中、更新頑張ってくれてありがとう御座いました！ (2019年6月1日 0時) (レス) id: bf83d3045c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菜々子
| 作成日時：2019年5月27日 13時
