#124 ※恐怖のお祭り�� ページ24
「A！ 今度の休日、ここに一緒に行かない？」ジョングクさんが見せてくれたのは、《███遊園地》と表記されたチケットだった。
遊園地か……。高校生の時にジェヒョンと一緒に行ったっきり、行かなくなってしまったなあ。
「なんか、いつの間にか懸賞に応募してたみたいで、当たったんだよ。昨日ポストに入って気づいた。一緒に行く人もいないし、暇だったらどうかなって！」
「いいですよ。楽しそうです」
「良かった！ 今度はいい休日になるよ」
「……そうですね」
数々、SVTたちによって休日を妨害され続けてきた。
今度こそは休日を満喫してやるぞ……！
張り切って、可愛い洋服を通販で注文した。
「A〜！」ジョングクさんとは施設の外で待ち合わせをした。
彼の服装はシンプルで、某有名ブランドのTシャツにジーンズといった服装だ。
わたしはワンピースだけど、歩き回ることを考慮してスニーカーにも合うようなスポーティーなものを身にまとっていた。
こうやって、仕事以外で職員と会うので妙に緊張してしまう。
「Aの私服、初めて見た。可愛いね」
「それはどうも……。ジョングクさんも、シンプルでいいと思います」
「ありがと！ じゃあ、行こうか！」
職員に用意してもらった車に乗り込み、チケットに記されている住所を頼りに目的地へと着いた。
至って普通の遊園地で、休日だからか家族連れやカップル、学生の群れなどで人がごった返していた。
わたしはジョングクさんから離れないよう、彼の背中を追いかける形でついていく。
「あ、ごめんね。早かったよね」
自分に追い付けていないと勘違いしたジョングクさんは、申し訳なさそうに眉を下げると、いきなり手を繋いできた。
「これならはぐれないよ。さ、どこに行こうか？」
「え……えと、そうですよね」
彼は意識してやっていないのに、動揺してしまった。
ひとりで心臓を高鳴らなせて、本当に恥ずかしい……。
#125 ※恐怖のお祭り�□�←#123 外宇宙の王子様��
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ハユン(プロフ) - とても素敵な作品なので、いつも更新を楽しみにしていました！番外編も気になります！これからも応援しています！ (2020年10月19日 12時) (
レス) id: cedab10ae6 (このIDを非表示/違反報告)
菜々子(プロフ) - ゆみんさん» コメントありがとうございます！返信遅れてすみません(･･;)これからも更新頑張ります！ありがとうございます(*'▽'*) (2020年10月14日 19時) (レス) id: 8094e33bac (このIDを非表示/違反報告)
ゆみん(プロフ) - 菜々子さん初めまして。いつも楽しみにしています。btsとsvtをうまく取り入れていて、読んでいて飽きません。これからも応援しています。 (2020年10月11日 14時) (レス) id: 158a35186c (このIDを非表示/違反報告)
菜々子(プロフ) - ちゃこさん» コメントありがとうございます!返事遅れてすみません･･･ジュンフィくんは妖精にすると決めていたんです^^更新頑張ります！ (2020年9月28日 21時) (レス) id: 276cf1906f (このIDを非表示/違反報告)
ちゃこ(プロフ) - 占ツクにはなかなかない感じの作品でとっっっても面白いです！妖精むんじゅにがかわいくてかわいくて、、、次の更新も楽しみにしてます！ (2020年9月25日 20時) (レス) id: fb7037f466 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菜々子
| 作成日時：2020年9月8日 23時
