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店に戻ってから本当に私の隣に座って見張ってるミンギュ。
反対隣に座るウォヌ先輩が私に耳打ちしてきた。
WN「なんでミンギュこっち来たの？」
A「知りません、私にもわからないです」
MG「ウォヌヒョン！A狙いなら諦めてね、Aには俺がいるんだから」
WN「ん？」
A「何言ってんのよばか、そんなわけないし、失礼にも程があるでしょ！」
MG「だって本当のことじゃん」
WN「えーっと、お前ら付き合ってるの？」
A「付き合ってません！」
WN「ふーん…」
ああもう、本当に、なんで来たんだ。
楽しい打ち上げになる予定だったのに、ミンギュのせいで全然楽しめない。最悪。
もういい。ミンギュなんか放っておいて飲みまくってやる。
半ばやけになってグイッと、ビールと焼酎をひたすら飲んで飲んで飲みまくった。
WN「いいぞいいぞ、もっと飲め〜」
MG「A、飲みすぎちゃダメだって」
A「うるさい！ミンギュには関係ない！」
ミンギュが止めるのを振り切って飲み続けた私は、あっという間に酔いが回り、とてつもない眠気が私を襲った。
テーブルに突っ伏すれば顔面がお皿に向かって一直線。
まだビールの入っているジョッキを倒しかねない。
酔っていながらも自分が汚れるのは嫌だ、テーブルに伏せるのは危険だ、という判断はできた。
私は目を瞑り、どの方向にも倒れないように俯くことにした。
あ、後ろなら誰もいない壁だし、そっちにもたれればいいのか。
そう思って体を傾けた時、隣にグイッと引っ張られた。
A「お、」
「寝るなら俺にもたれて寝な。おやすみ」
ミンギュ？ウォヌ先輩？それ以外の人？
頭がぼーっとして判別ができない。
誰かわからないけど、眠気が頂点に達した私は、その誰かの言葉に甘えて、体を預けて眠りについた。
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作者名：ｻｸｻｸﾊﾟﾝﾀﾞ | 作成日時：2024年3月6日 18時
