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翌日、予定通りアッパとオンマが家を訪ねてきた。
2人で腕を組みながら中に入ってくるなんて、相変わらずこの2人は仲睦まじい。
オンマはキョロキョロと私たちの家を見回した。
オンマ「意外と綺麗にしてるじゃない？」
A「あー、ほとんどミンギュだよ、私は何もしてない」
アッパ「Aはアッパに似て生活力皆無だからな〜」
A「そうだね〜」
オンマ「威張りながら言うことじゃないでしょ」
A・アッパ「「はい、すみません」」
オンマ「ごめんねミンギュ、うちの子のお世話してもらっちゃって」
MG「いや、昔からだから全然」
A「……別にそんなことないし」
オンマとミンギュからそんな小言を言われ、アッパと2人で少し不貞腐れていると、ミンギュは笑いながら私にだけ聞こえるように言った。
MG「ふふ、やっぱりAには俺がいなきゃダメだね」
A「やっぱりって何よ、ミンギュがいなくたって生活くらい…」
MG「ゴミの捨て方わからない〜って言ったの誰だっけ？」
A「……」
ミンギュに言われたことは不服だったけど、オンマに聞こえないように言ってくれたのは不幸中の幸いだったな。
オンマが聞いてたら今頃きっと大激怒だ、考えただけでも身震いする。
それからアッパとオンマにランチをご馳走して、2人は帰って行った。
いつにも増して嵐のような2人だった。
A「ミンギュ、ありがとね。2人をもてなしてくれて」
MG「ううん、Aのプモニムと話すの楽しいし」
A「ほとんど私の話じゃん。それにミンギュも知ってる話ばっかり」
MG「楽しいじゃん、たまに俺の知らない話もあるし」
A「……ミンギュって変わってるよね」
MG「なんでだよ！」
私の話なんて聞いて何が楽しいのやら。
まあ、ミンギュが2人のことを嫌がらないでいてくれるからこうして月一回くらいの頻度で2人と会えている。
「たまにはお前が帰ってきなさい」って言われるけどね。
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作者名：ｻｸｻｸﾊﾟﾝﾀﾞ | 作成日時：2024年3月6日 18時
