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MG「明日10時くらいに来るって言ってたよ、Aのプモニム」
A「そうなんだ。全然私のところに連絡が来ないのはなんでだろ？」
MG「もしかしてサプライズなのかな、Aに言わない方が良かったとか？」
A「あー、アッパはそういうの好きだからねぇ…」
MG「じゃあAは何も聞いてないってことに、」
A「いいのいいの、どうせ毎回同じようなことしてくるつもりだよアッパは」
MG「そうかなぁ」
それから昔話に花を咲かせた。
昔、私の誕生日にアッパがサプライズでプレゼントを風船に封じ込められたことや、土に埋められたことを思い出した。
風船を割らなきゃ中から取り出せなくて、泣いて嫌がった記憶がある。
土に埋められた時は、泥だらけになって、でも宝探しみたいな感覚で、必死にプレゼントを探したなあ。
アッパは昔から人を困らせるのが好きすぎるんだよ。
よくオンマに愛想尽かされないで済んでるなって娘ながらに思ってしまうくらい、迷惑すぎる時がある。
でもオンマもオンマでサプライズされるのが好きだから、2人の出会いは運命だったんだな、とも思う。
何かある毎にサプライズする人なんて滅多にいないし。
アッパにはオンマしかいないし、オンマにはアッパしかいない。
私はそんな2人の娘でよかったな。
MG「いいアッパとオンマだね」
A「うん。本当に幸せだと思うよ。ミンギュは家に呼んだりしないの？」
MG「Aが呼んでもいいって言ってくれるなら、今度呼んでみようかな？」
A「うん私もミンギュのプモニムにも久しぶりに会いたい」
MG「ありがとう、また話してみるよ」
思い出話に一区切りついたところで私たちは買い出しに行くことになった。
アッパたちに何を作るか、話しながら歩く時間は楽しくて幸せだったのに、その時間は簡単に奪われた。
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作者名：ｻｸｻｸﾊﾟﾝﾀﾞ | 作成日時：2024年3月6日 18時
