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そうだ、とミンギュは朝粥を食べながら何かを思い出したように話した。
MG「今週末Aのプモニムが来るって連絡あったよ」
A「そうなんだ。って、なんで私じゃなくてミンギュに連絡が行くの」
MG「うーん、俺がAの保護者だから？」
A「誰が保護者だ、私のこと放ったらかして女と遊び歩いてるくせに」
MG「えっ」
A「何、間違ってないでしょ」
MG「いや、間違ってはないけど…Aって俺のことそんな風に思ってたの…」
A「？」
あっけらかんとするミンギュ。
私何か変なこと言ったかな…
不思議そうにミンギュを見ていると、ミンギュはゴホンと不自然な咳払いをひとつ。
MG「いいから早く食べな、食べないなら俺が食べちゃうよ」
A「んうっ、ダメだよ、私のだから」
MG「ふは、うそだよ、取ったりしないからゆっくり食べて笑」
ミンギュに取られまいと慌てて口に頬張ると、ミンギュはまた私の頭をポンポンと撫でて、私が食べ終えるのを待った。
誰がヘムチだ、誰が。
私が食べ終えた頃、ミンギュは私の口元にそっと手を伸ばした。
MG「ねえ、口に付いてるよ？笑」
A「んん、」
MG「ほんと、手のかかるお姫様なんだから」
A「ん！？」
ヘムチって言ったりお姫様って言ったり、今日おかしいよ…と言おうとした瞬間、ミンギュは変な行動を起こした。
今、私の口から拭き取ったの、食べた、よね！？
本当に、何して、！？
そんな私の反応を楽しむミンギュ。
ああ、そうか。
私の初心な反応を見て揶揄ってるだけなんでしょ。
ミンギュのタイプが男慣れした大人な女性だってことくらい、私だってわかってる。
だから私の初心な反応が物珍しくて、遊んでるだけなんでしょ？
なんだかムカついて、私はごちそうさまとだけ伝えて自分の部屋に戻った。
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作者名：ｻｸｻｸﾊﾟﾝﾀﾞ | 作成日時：2024年3月6日 18時
