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#138 ページ38

スングァンSide





「スニョナが焦って頑張ってるけど、無駄だよ。俺が全部管理していて、簡単には動かないようにしているから」



「ほら」とジフンヒョンは自分のノートパソコンの画面を見せる。

英数字や記号などが羅列されている画面を見せられても、どこがどうなっているのか理解できない僕は、眉間にシワを寄せた。




「Aたちが入った部屋に仕掛けられていた時限爆弾は、簡単に解除できるからAIに任せてる。俺はなにもしなくても爆弾は解除されるよ」

「でもっ。時限爆弾の数字は……」

「あれは俺がやった」



ヒョンは冷静にそう言う。

衝撃的過ぎる言葉に、言葉を失う僕。

万が一爆発したら、Aちゃんたちが死ぬかもしれないのに!

殴ってやろうかと思って拳を作った時。



「アイツが席に着く前に先に調べて解除済みだからだよ。数字だけ急に進ませた」



Aちゃんたちは死なない。

僕は心の底から安心した。

それなら、今スニョンヒョンがやっている事は全て無駄だって事?



「アイツは悪気があってやってる訳じゃない。これに懲りて、俺のパソコンに触ろうとしなくなるだろ」

「……試した感じ?」



ソクミンヒョンがそう言う。



「そう。アイツ、俺が倒れた事に責任感じてるかもしれないし。俺のために頑張ってくれてるんだと思う」



スニョンヒョンを見ると、真剣な横顔が見えた。

必死になってキーボードを叩き、あらゆる手段を使ってでもAちゃんたちを助けるのに一生懸命で。

僕たちはただ、それを見守る事しかできない。

ジフンヒョンが手を貸さないという事は、多分スニョンヒョンの事を想っての事だと思う。

ジフンヒョンの顔は心なしか穏やかなものだった。



「事情を知らないAたちには悪いけどね。さ、2人は仕事に戻っていいよ」



「じゃあね」とジフンヒョンは自室へと戻る。

あれ? その時、僕は不思議に思う事があった。

ヒョンが部屋に戻る時は必ず冷蔵庫からエナジードリンクかコーヒーを持っていくのに、今回は水だけ持って行ったのだ。

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ははは - モフるってウォヌが言ってるの想像したらやばい...可愛すぎて死にそう。あの犬を撫でる動画思い出した (2020年10月22日 5時) (レス) id: 33eccdc675 (このIDを非表示/違反報告)
ははは - ごめんなさい。。ラボがラブホに見えた.../// (2020年10月22日 5時) (レス) id: 33eccdc675 (このIDを非表示/違反報告)
ははは - ジュンピ格闘www本当にストーリーうますぎる。。 (2020年10月22日 4時) (レス) id: 33eccdc675 (このIDを非表示/違反報告)
菜々子(プロフ) - yuinaさん» コメントありがとうございます!頑張ります(^^) (2019年8月28日 4時) (レス) id: 45070bf52f (このIDを非表示/違反報告)
yuina - 展開がすごく気になります!更新頑張ってください! (2019年8月27日 14時) (レス) id: f033a0525e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:菜々子 | 作成日時:2019年8月23日 12時

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