#137 ページ37
スングァンSide
無線から聞こえるチャンの怒声。
どうやらスニョンヒョンはミスをしてしまったらしい。
不安になった僕は、隣にいるジスヒョンを見るとヒョンはなんだか楽しそうな顔をしている。
「ヒョン？」
「ん？」
「楽しそうだね」
「まあね？ 人が慌ててる顔は可愛いよ」
「……そう」
「楽しいなあ」とジスヒョンは優雅にティーカップで紅茶を飲んでいる。
スニョンヒョンの様子からして、とてもジスヒョンのようにはできない。
この人、少し人間性に欠けている所があるんだよなあ、と若干引きつつソクミンヒョンに事情を訊いた。
その時、「しっかりしろ！ クォン・スニョン！」とスニョンヒョンが自分の両頬を強く叩くのが見えた。
ソクミンヒョンに訊くと、どうやらAちゃんたちが入った部屋に時限爆弾が仕掛けられていたらしくその解除に失敗して時間を早めてしまうというミスをしてしまったそう。
それを聞いた僕も少しパニックになった。
「Aちゃんたちが死ぬかもしれないって事……！？」
「死なないよ」
その時、誰かの声が聞こえたので声のしたほうを見ると、気を失っていたはずのジフンヒョンがいた。
「ヒョン！？ もう大丈夫なの？」
驚いた僕たちはヒョンに駆け寄る。
その後ろにはスンチョルヒョンがいた。
「スンチョリヒョン。ジフニヒョンを起こしても大丈夫なの？」
「ジフナはずっと起きてたけど」
え？ また驚いた僕はジフンヒョンを見ると知らん顔をしていた。
どういう事なの？ とソクミンヒョンと顔を見合わせる。
「フフ」と僕たちの様子を見ていたジスヒョンは軽く微笑んでいた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 403人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SEVENTEEN」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ははは - モフるってウォヌが言ってるの想像したらやばい...可愛すぎて死にそう。あの犬を撫でる動画思い出した (2020年10月22日 5時) (
レス) id: 33eccdc675 (このIDを非表示/違反報告)
ははは - ごめんなさい。。ラボがラブホに見えた.../// (2020年10月22日 5時) (レス) id: 33eccdc675 (このIDを非表示/違反報告)
ははは - ジュンピ格闘www本当にストーリーうますぎる。。 (2020年10月22日 4時) (レス) id: 33eccdc675 (このIDを非表示/違反報告)
菜々子(プロフ) - yuinaさん» コメントありがとうございます！頑張ります(^^) (2019年8月28日 4時) (レス) id: 45070bf52f (このIDを非表示/違反報告)
yuina - 展開がすごく気になります！更新頑張ってください！ (2019年8月27日 14時) (レス) id: f033a0525e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：菜々子
| 作成日時：2019年8月23日 12時
