#113 ページ13
泣いて疲れてしまったのか、わたしの膝に頭を乗せてすやすやと寝息を立てて寝てしまったハナちゃん。
「あれ。寝ちゃったの？」
お手洗いから帰ってきたジュンフィさん。
十数分もいなかったから、相当格闘していたのかな、と思い「お疲れ様です」と労いの言葉をかける。
「いつの間に仲良くなったんだ？」
なんだか嬉しそうな顔をするジュンフィさんは、寝ている彼女の頭をそっと撫でる。
「色々ありまして。後から話しますよ」
「分かった。本当、可愛い顔してるよね」
愛おしいといった目で彼女を見るジュンフィさん。
あのまま、ハナちゃんの事を誤解したままだったら、どうなっていたんだろう。
「そういえば、ミオンさんから連絡来たんだけど今夜は残業があるらしくて、泊まりでハナちゃんを預かってほしいって。あ、追加料金は支払い済みだそうよ」
今となっては、彼女から目を離したくないと思っているから苦ではない。
「分かりました。夕ご飯とか、買ってきましょうか？」
「ううん。僕が買ってくるよ。多分、ハナちゃんもAちゃんがいるほうが安心すると思うし」
「じゃあ……お願いします」
わたしはジュンフィさんにお礼を言うと、彼は出て行ってしまった。
ふと、まだ寝ている彼女を見る。
この体制だと、キツそうなのでベッドに運んであげる事にした。
彼女をお姫様抱っこのように横に抱え、自室に運んでベッドに寝かせる。
わたしは床に座って、彼女の傍にいて見守る事にした。
ふと、目線を学習机に向ける。
棚の隙間から紙がはみ出していたので、しまっておいてあげようとその紙を手にした時。
「……なにこれ」
それはとある資料で、子どもには理解できないような内容が載っていた。
でも、見覚えのあるロゴに絶句したのだ。
「Aオンニ？」
いつの間にか起きていたハナちゃんがわたしを呼んだので、ハッとして振り返った。
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ははは - モフるってウォヌが言ってるの想像したらやばい...可愛すぎて死にそう。あの犬を撫でる動画思い出した (2020年10月22日 5時) (
レス) id: 33eccdc675 (このIDを非表示/違反報告)
ははは - ごめんなさい。。ラボがラブホに見えた.../// (2020年10月22日 5時) (レス) id: 33eccdc675 (このIDを非表示/違反報告)
ははは - ジュンピ格闘www本当にストーリーうますぎる。。 (2020年10月22日 4時) (レス) id: 33eccdc675 (このIDを非表示/違反報告)
菜々子(プロフ) - yuinaさん» コメントありがとうございます！頑張ります(^^) (2019年8月28日 4時) (レス) id: 45070bf52f (このIDを非表示/違反報告)
yuina - 展開がすごく気になります！更新頑張ってください！ (2019年8月27日 14時) (レス) id: f033a0525e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菜々子
| 作成日時：2019年8月23日 12時
