#34 ページ34
落下した先にはクッションかなにか柔らかい場所だったから、体を打ち付けずに済んだ。
しかし……。
見上げると、わたしが落ちたはずの穴は閉じられて、戻れなくなった。
真っ暗闇の中、しまった、とわたしは顔を歪める。
「最悪……」
よりによって、わたしが引っかかるなんて。
「もしもし、ジフンさん？」
無線を入れるも、電波が遮断されているらしく、通信ができない。
完全に詰んでいる、この状況。
わたしはため息をついて、ベルトにつけていた小型のライトをつけて、ここから脱出するために歩いた。
周囲を照らすけど、灰色の壁と床があるだけで脱出するための扉のようなものはひとつもない。
そういえば……。
地下は迷路のようになっているから気をつけて、と注意を受けたのを思い出した。
つまり。
わたしは血の気が引いた。
「……脱出、できない」
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ににに(プロフ) - めっちゃ面白いです！ウォヌ にワンチャン呼びとか、、、やばいっすw設定がめっちゃ好みで私にとってめっちゃ最高！！ (2019年8月27日 20時) (
レス) id: 7eaeb151a5 (このIDを非表示/違反報告)
菜々子(プロフ) - ゴンザレスきらりさん» コメントありがとうございます！実はメンバーひとりひとりに個性的（？）なキャラ付けをしているのです笑詳しくはお話が終わった後にでも載せます(*^^*)ありがとうございます！頑張ります！ (2019年7月23日 23時) (レス) id: 95ff2e6941 (このIDを非表示/違反報告)
ゴンザレスきらり - ワンちゃん、ひともふって言っているウォヌくん可愛すぎです！！ 迷路なんか怖そう、、。(笑) 頑張ってください！ (2019年7月23日 20時) (レス) id: 0910d9f6bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菜々子
| 作成日時：2019年7月17日 18時
