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30分SEVENTEEN ページ9

楽屋でメイクや自分たちの好きな事をやっている時間。

それは突然かかってきた。




「...またかよ」


思わず顔をしかめる。
スマホが着信を知らせたかと思えばそれは『V』...テテさんからだった。



WN「でないの?」


「あ...」


こちらへやってきたウォヌに怪しまれても嫌だな。


そう思った僕は楽屋を出て、近くの空き部屋に入った。




「もしも」

V「やっと出た!遅い!」

「...あのさぁ、なんで最近毎日のようにかけてくるの毎日無視してるのに」



そう。彼の誕生日に電話をかけて話したら悪ふざけなのか、毎日時間に関係なくかけてくる。



V「なんで無視するの?僕Aと話したいのに」

「大人の事情ですー」

V「僕の方が大人じゃん」



痛いところをついてくる。


話したくない訳では無いが、いざ話すと強制終了になるまで話が長引いてしまうからあまりしたくは無いのだ。


誕生日にかけた時なんか3時間ぐらい話してた。



V「A、セブチについてて忙しいと思うけど、たまには僕とも話してよ。誕生日の時みたいに」

「え、話したくてかけてたの?悪ふざけじゃなくて?」

V「うわぁ、そう思ってたの?」




昔から悪ふざけしてたからそう考えるようになるんだよ。全ては過去の行いだよ。

でも、ただ話したいだけなら無視しなくて良かった。僕が悪いか。




「オッパごめん、次からはちゃんと出るよ」

V「それでよし!あ、あと予定あったらまた遊びに行こうよ」

「え?いいけどそんな予定合わないじゃん。カムバ控えてるんでしょ?」

V「いーの!暇な時間無理やり作ってパンケーキ食べよ!」



女子高生か!という喉まで出てきたツッコミを無理やり抑えて了承の返事をした。

そこからはもう話盛り上がりすぎて気づけば30分も話していた。

だから嫌なんだ。オッパと話すの。



「オッパ、僕そろそろ行かなきゃ。予定合わせてくれるのはいいけど無理しないでよ?心配なんだから」

V「にひ!大丈夫大丈夫!じゃあ頑張れ!」

「オッパもね、バイバイ」


30分も電話をしてしまっていた。

急いで楽屋へ戻るとみんなの顔が一斉に僕の方に向けられた。


「...え?どしたの?」

WN「何も無い?脅迫とか」

「え?」

一体30分の間にどう話が発展したのか。


「大丈夫、脅迫じゃないよ。少し幼馴染と話してただけ!」

にぱっと笑い、「ほら」と通話履歴とカトクのメッセージを彼らに見せた。





みんながその後ずっこけたところなんて見てない見てない。

心配なんだよ・WNside→←じふんちゃんSEVENTEEN



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ユナ(プロフ) - yuanさん» 素敵なリクエストありがとうございました!とても書きごたえ?があって楽しかったです! (2020年4月28日 14時) (レス) id: 0d98927cf7 (このIDを非表示/違反報告)
yuan - リクエストに応えてくださりありがとうございます!第二幕にまで広げてくださったので、読むごたえがあり、楽しかったです。これからのお話が、とても気になります!!楽しみにしてます。いい案が思いついたら、リクエストしますね! (2020年4月27日 19時) (レス) id: 91cb2bad38 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ユナ | 作成日時:2020年4月1日 18時

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