僕らの家政婦、ガチ〇〇〇〇です。Part2！

兄弟、セブチ、大事 ページ8

兄「…い、おーい、起きて！A！」


「うおっ！」


オッパの声にビックリして飛び起きる


暗かった空が今はすごく明るい。


…てことは？




「オッパ、僕寝てたんだね」


兄「うん、ぐっすり。でも、おかげでめっちゃメイクしやすかったけどさ？」


「ん？」


兄「寝言は言うんじゃありません。オッパ大好きとか言うんじゃありません」

「はっ！？」


兄「っていうのは嘘で」

「嘘なんかーい」



兄「はい、この靴履いたら終わりだから」


目の前に持ってこられたのは可愛らしいパンプス




「…ねえオッパ。僕の身長知ってる？ヒールとか有り得ん」


3センチくらいでもやっぱり抵抗がある






兄「大丈夫。Aは可愛いから。」


とかいう訳の分からん理由で丸め込まれ、仕方なく履いた




「…どう？」


兄「うん、いい感じだよ。冬の妖精さんみたいだ」

「ジュンみたい」

兄「てかさ、なんでこんなこと頼んだの？」

「僕の発言無視しないでよ。…えっとね」



今回僕がこうやって女の子らしくなったのには理由がある



それは、Caratとして参加するからである。



ナムジャじゃない、本当の僕で彼らを応援したいと密かに思っていた。

だから今日、ファンミーティングというふれあいの場を借りて女の子になっているのだ。





「今日は家政夫のAはおやすみ〜。楽しむぞい！」


兄「楽しんでね！マネさんには言っとくからさ！」


「ほいさー。行ってくるよ！」


兄「行ってらっしゃい！」



そう言って美容院を後にした



すこし見慣れた景色が新鮮に見えた気がして、心が踊るうっ！









兄「はあ…セブチのみんなのタイプを寄せ集めた感じになってしまったんだがどうしよ。惚れられたら困るやつやん！何やってんだよ僕は！」



こんなこと言ってたなんて僕は知らない

腹痛疑惑・JNside→←僕にとっても大イベントだわ

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