僕らの家政婦、ガチ○○○○です

近況報告会 ページ25

はい、ここで皆さんに問題です。

今、僕がセブチ寮に来ていくら経つでしょうか！？

正解は…！？


「1ヶ月半…大体2ヶ月？経ちましたね」

MN「どうだ？様子は」

「皆さん元気だし優しいので仲良くやれてる…はずです」

MN「そうか。俺の言ったとおりだろ？」

「ほんとにですよ。でも、私あの時はマネさんみたいな人が13人居るんだと思いましたもんw」

MN「失礼だぞw」



近況報告という名のお茶会。

毎月マネヒョンと最近の事などを共有する事になっている。


マネヒョン曰く、アイドルに関わる身だからお互いの状況を知るのは大切との事。


だからマネヒョンとオシャレなカフェに来ていた。



カプチーノにチョコケーキ

どちらもマネヒョンの奢りです。あざす！



MN「…で、少し聞きたいんだけど」

「？はい」

MN「VLIVE出てみる気はないのか？」

「ブッ！！」


えーい、むせたやないかい


「え！？突然なんですか？」

まさかマネヒョンからもそんな言葉が出るとは思ってなかった。

でも、相手は至って真剣な表情で。


MN「なんか話題になってるんだよ。Aっていう家政”夫”の存在が」

「え、初耳なんですけど」

MN「あー、やっぱり？あんまりSNS使わないって言ってたもんな」

「ですです」


するとマネヒョンは自分のスマホを構い、僕に見せてきた。

「うわ…」


そこには沢山の僕の正体を知りたいというCaratさんからの投稿があった。



火種はあのマンネラインのVLIVE。

僕の歌っていた声が入っていたのと、3人からの僕のちょっとした情報を話したことが原因で。



MN「俺はAが拒否してるのは知ってるんだ」


「えぇ。私は顔出ししたら私のいる会社の方にも迷惑がかかります。しかも」



「私は皆にヨジャとは言ってませんから、万が一私の個人情報が漏れたら…」



マネヒョンも分かった上で僕をSEVENTEENの家政夫として雇ってくれている。


ナムジャであるという外見から取れる嘘をついて。


MN「少し前向きに検討してくれないか？個人情報は絶対に漏らさない。アイツらのマネージャーだからな」


…こんなに真剣なマネさんを始めてみた気がする


僕はその姿に心を動かされた。


「…出ますよ。そこまで言うならね！」

MN「どの目線で言ってんだよw」


不安は勿論ある。だって大嘘つきなんだから。

でも、これがみんなの、マネさんの、みんなが愛するCaratさんの望みなら





その嘘を僕は愛してやるんだ、心から。

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