幸せになってほしい(DKside) ページ14
じゃ、私寝るね
そう言ってソファーの角に小指ぶつけながら
それにも気付かないまま部屋に向かったヌナ。
あれ、絶対痛いやつなのに、、、
っていうかブランケット片手に赤面しながら
ボーっと立ってた時点で、あきらかに
おかしいとは思ってた。
ミンギュなんかやったな、、、って。
問い詰めようにも
ミンギュもヌナもいなくなった
リビングでひとり、、ボーっと考える。
ヌナには幸せになってほしいんだ、、、
ただそれだけなんだけどな。。
ヌナが20歳の頃、シュアヒョンと付き合い出して、
ヌナが22歳の頃、シュアヒョンはいなくなった。
そして、ヌナは3年もの間シュアヒョンを
待ち続けている。
シュアヒョンには可愛いがってもらってたから、、、
実はシュアヒョンが消えた理由もどこにいるかも
僕は知ってる。それでも、シュアヒョンから口止めされてるし、この知っている事実は墓場まで持って行くつもりだ。
事実を知ってる僕は
シュアヒョンを攻める事も出来ないし
ヌナを慰めてあげる言葉も見つからなかった。
ただ、シュアヒョンがいなくなってからの
ヌナは見ているこっちが
辛くなるくらいで、、
ご飯を食べられなくなって
みるみる痩せていって。。
時が経ち
少しづつ食べられるようになり
少しづつ元のヌナに
戻ってきたかな。
やっぱり時間が忘れさせるのかな、、
そう思っていたのに
ある雨の日。
僕と2人で傘さして並んで歩いてたら
急にさしてた傘手放して、
『ジス！ジス？？』
びしょ濡れになりながら
大きな声で
シュアヒョンの名前を愛しそうに呼び
黒いコートの人の肩に手を掛けたヌナ
振り返った怪訝そうな顔した男性に
人違いでした。申し訳ありません。
謝ってる姿みて、
泣きそうになった。
まだ、、、まだシュアヒョンを探してる。
まだシュアヒョンを求めてる。。
って。
就職してから、仲の良い同僚に恵まれて
仕事してると余計な事考えなくて済むから。
と仕事に没頭してたヌナの特別な存在
同期のジョンハニヒョン。
ジョンハニヒョンは、シュアヒョンとは
違うタイプ、、表面上はすごくキツイ言い方したり、態度取るのに、すごく内面は優しくて、気遣いできて、ヌナを大切に思ってくれている。
ジョンハニヒョンがヌナを幸せにしてくれる、、、
そう思ってたのに。
ミンギュも本気なんだよな、、、
とにかくヌナには幸せになってほしい。
ただそれだけなんだ
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momo(プロフ) - りーさん» りー様、コメントありがとうございます！すごく嬉しいです！更新頑張りますので、是非最後までお付き合い下さい！^^* (2020年1月8日 0時) (
レス) id: b37e592380 (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - この話めっちゃ好きです!きゅんきゅんしちゃいました！ (2020年1月7日 20時) (レス) id: 37515b4b5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：momo | 作成日時：2019年12月24日 17時
