人事異動 ページ1
私の名前は
イ·A
25歳。
株式会社SVTで
受付をしている。
うちの会社はわりと色々な人が
出入りする。
「いらっしゃいませ。アポイントはお取りでしたでしょうか？」
…定型文のような
セリフを毎日何度も話す。
入社してから研修を経て、受付に配属されていた。
人事部長は若くて可愛い子を
受付に置くから、受付は24歳までなんだよ
、、、
そんなジンクスもある。
私もう25歳なんだけどな、、、
実際今までで最長記録更新中。
可愛いから？？
いやいや、並の中の並、、、
ただ、笑顔がいいね。とはよく
言われる。。
他に褒める所がないからだと
思うけど、、、
そんな矢先、
私が入社して以来の大規模人事異動が
行われた。
私も例外ではなく、、、
まさかの
《営業部》
…
営業なんて未知。
辞令を受けたその日に
営業部の同期のジョンハンにすぐに連絡して
飲みに行く事になり、今に至る。
JH「えーーやだなーAと同じ部署」
第一声がコレ。←
「私だってやだよ」
SC「そっかーもう受付でAに会えないのかー寂しいな」
「ねー、スンチョル、私も寂しい。」
彼ら、、、
ジョンハンとスンチョルは
同期。
研修で同じ班になったのがきっかけで
仲良くなった。
部署は見事にバラバラだったので、
たまに時間を見つけては
仕事終わりに同期会という名の飲み会を
開いていた。
「はぁ。」
同期会は愚痴大会だったので、
ジョンハンがよく
営業部の愚痴をこぼしていたのを聞いてたから尚更、、、ため息しか出てこない。
JH「ま、何かあったら俺が助けるから」
何かってなんだよ。。
そんな不安を抱えたまま
営業部に出勤初日を迎えた。
営業は男女の比率が8:2位で
圧倒的に男子が多い。
部長から朝礼で紹介されて
無難なセリフで挨拶を済ませる。
同期なんだろ、、そんな理由で
ジョンハンが指導役。
ジョンハンの外回りについていく。
JH『ふふふーん♪』
ジョンハンは鼻歌歌いながら
エレベーターに乗り
受付の脇を通り外に出る。
私は一歩下がって
ついて行く。
ふと受付を見ると
明らかに若くて可愛らしい子が座っていた。
はぁぁ。。
思わずため息。
別に受付に未練はない。
新しい環境って慣れるまでが本当に大変。。。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 448人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SEVENTEEN」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
momo(プロフ) - りーさん» りー様、コメントありがとうございます！すごく嬉しいです！更新頑張りますので、是非最後までお付き合い下さい！^^* (2020年1月8日 0時) (
レス) id: b37e592380 (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - この話めっちゃ好きです!きゅんきゅんしちゃいました！ (2020年1月7日 20時) (レス) id: 37515b4b5a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：momo | 作成日時：2019年12月24日 17時
