・ ページ12
・
静まり返る練習室に我慢できなくなったのか誰かが2人の元に向かおうとした時だった
「スングァナ、ヌナの目見て」
Aがスングァン頬を両手で包み込み無理やり向かせたのだ。
そしてAの顔を見つめる形になったスングァンの目には溢れんばかりの涙が溜まっていて瞬きをする度にポロポロと涙が零れ落ちていた
SG「ヌナごめんなさい本当はあんなこと思ってないのに…」
「分かってるから大丈夫だよ。何年一緒にいると思ってるの」
SG「ヌナぁ…ごめんなさい足引っ張って…」
「分からないから教えてって言ってくれれば全然教えるのに。ヌナじゃスングァナの力になれない？」
SG「いやっ、そうじゃなくて！……ヌナ他のメンバーに教えてたりホシヒョンと動線確認したり忙しそうだったから、」
「休憩してる時に声掛けてくれても良かったのに」
SG「ヌナ疲れてるかなって…」
「ヌナに気を使ってくれたのね、ありがとうスングァナ。でもヌナはスングァナのこと大好きだし大切だから言ってくれたら全然付き合うよ？」
SG「……ヌナに教えて欲しいところがあるんだけど、」
「ふふっ先に休憩行こうね、それから一緒に練習しよう。
ホシヤー！ちょっとスングァナと休憩行ってくる！」
HS「んー！」
SG「え、ヌナどこ行くの？僕の水そこにあるけど、」
「ヌナの水無くなったから買いに行くの付いてきてくれない？特別にジュース買ったげるから」
SG「……ヌナ大好き」
「私は愛してるけどね」
気分転換にスングァンを連れてジュースを買いに行ったA。
さすがだなあと見ていたら目が合ったので投げキッスをしといた。手で跳ね返されたけどね
JH「Aヤ〜、オッパにもなんか買ってきて〜」
「自分で買ってくださーい」
WN「俺コーラね」
「ごめんスングァナの分しかお金ない」
HS「じゃあ俺もコーラ」
「話聞いてた？」
そんなこと言いながらもしっかり買ってきてあげるあたり本当に優しいよAは
ツンデレな所も可愛いけど、僕はこのさり気ない優しさと包み込んでくれる包容力って言うのかな。
僕はAのそんなところが大好きなんだ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1538人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ホン | 作成日時：2023年1月6日 22時
