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22話 ページ28

向「A様〜!ありがとう〜!!」


『もう、大げさだってw』


向「でも、再テスト回避できたんは、Aちゃんのおかげやから!ほんまにありがとう!!」


『役に立てて良かったよ』




ある初夏の日。


私は、康二くんにものすごく感謝されていた。


理由は、おととい実施された数学の小テスト。


勉強全般が苦手な康二くんに、私が数学を教えてあげていた。


そして、無事に合格ラインの点数をとることができ、合格するまで帰れないという地獄の再テストを回避することができた。



『康二くんが頑張ったからだよ』


向「それもやけど、Aちゃんがたくさん教えてくれたからやん!お礼に、コンビニでアイスおごるわ!」


『何でコンビニアイスw じゃあ、お言葉に甘えて』


向「ほんなら、今日の放課後、一緒に行こ!」


『うん、わかった』



放課後。



2人でコンビニに行って、康二くんにアイスを買ってもらった。


私は、柚シャーベットのアイスバー。


康二くんは、ガ◯ガ◯くんのソーダ味。



コンビニの近くにあった公園のベンチに、横並びに座って食べる。



向「だんだん暑くなってきたな〜」


『もうすぐ夏だね』


向「いや、その前に梅雨やな。ジメジメする季節が来るわ···」


『そうだね···』


そんなことを話しながら、2人でアイスを食べた。



両方がアイスを食べ終わると、帰る準備をする。



向「じゃあ、俺こっちやから。あ、送って行った方がええ?」


『ううん、大丈夫。また明日ね』


向「おん、また明日なー!!」



お互いに手を振って、別々の方向に別れて、家に帰った。




でもそれが、見られているなんて思っていなかった。





深「あれ、Aちゃん?···と、隣にいるの、誰···?」





しかも、よりによって、辰哉くんに見られているなんて。


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みなさん、こんにちは。


作者のはるです。


早いことに、もう年末ですね。


作者は色々な課題に追われています。


課題を早めに終わらせないと、すのの大晦日生配信を見させないぞと母から脅されておりまして。


必死に課題を進めています。


まあそんな話は置いといて。


1年間、作者とその作品を読んでいただき、誠にありがとうございました。


私が書き続けられたのは、ひとえに読者様のお陰です。


本当にありがとうございました!


来年もよろしくお願いいたします。


では、良いお年を。



はる

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作者名:はる | 作成日時:2023年5月15日 20時

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