GENEとランペに紅一点

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るなside

”もしもしるな〜？”

玲於くんの声。落ち着くな〜

「れっ玲於くん。怒んないでね？」
”怒んねえよ笑”
「私、学校の子に殴られちゃった、笑」
”は!?どこだ!?”
玲於くん焦ってる。ごめんね。
「位置情報送るね、」
そう言って電話を切った。

《位置情報を送信しました》

この文字を見た瞬間。私の意識は途切れた。


Aside
さっきトイレから帰ってきたら。
朝には無かった落書きが、

”ブス”
”学校に来るなよ”
”私の陸を取らないで”
”メンバーに媚売ってんなよ”
”消えろ”

うわ〜。派手にやってくれたねえ〜
この机学校のよ？

先生『!?』

次の教科の先生来たわ笑
言っちゃお

「せん、」
先生『おいA。何落書きしてんだ』
「えっ？」

先生『公共の物だぞ!?弁償しろ』

どっからどうみてもいじめだろ。
先生はめんどくさいことしたくないんだ。

でもね、私は弁償出来ない理由がある。

兄弟が下に3人居るの。
中学生と小学生と赤ちゃん。

その子達の教育費がかかるから

だから無理なんだ。

「帰ります。」

先生の言葉を無視して帰った。

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