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13話 ページ20

カイラ「嘘だろ?」


本当なのに、嘘と言ってくるカイラ。


どうやって言えば、本当だって、わかってくれるのか。


「嘘じゃない…」


カイラ「嘘だろ…?」


だから本当だっての。


「あっ……んんっ……はっ……ぁ……っ…ぁ」


カイラ…お前容赦ないな。


カイラ「ん…やっぱ嘘だな」


なんで疑心暗鬼になるんだよ。


「だ……から本当…だって…の」


カイラ「可愛い。あ、風呂に行かないと」


「そんぐらい1人で行けるぜ?」


カイラ「だろーな」


ん…?察してた?


はぁ…見られてたか。


「お前絶対盗聴器かなんかつけてただろ?」


カイラ「ご名答」


ほら当たった。カイラはいつからヤンデレになったんだか。


【風呂場】


1人で風呂場まで来たのには訳がある。


窓があるか少し気になっただけだけど。


そこらへんに窓があったため、試しに触れて見た。


「んっ!?」


触った瞬間ビリっと身体中を駆け巡った。


「ちっ……電気結界かよ…。逃す気がないなカイラは」


仕方なくお風呂で時間を過ごして上がった。


【居間】


カイラ「あ、おかえり」


「あ。うん。というか何書いてるんだ?」


カイラ「何でもない。気にするな」


「…?分かった」


ちょっと気になる。いや、ちょっとどころじゃなくてめっちゃかな。


カイラ「…風呂に行ってくる。見るなよ?それ」


「あぁ」


そう言ってカイラは向こうの部屋へと姿を消した。


テーブルの上にはノートが置いてあった。


少し手を伸ばしたが諦めた。


気になるけどこの部屋には監視カメラが付いている。


俺から離れていても監視カメラは起動している。


テーブルの上にあるノートに手を触れたら殺される…そんな気がした。

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朱雀鏡夢 - 死ぬことができない!予想当たってました! (2018年3月10日 16時) (レス) id: d8a5a10daf (このIDを非表示/違反報告)
ひなニャン - すごく面白いです!頑張ってください! (2018年2月13日 23時) (レス) id: e1958ed3c1 (このIDを非表示/違反報告)
朱雀 鏡夢 - 送って送って! (2018年2月13日 18時) (レス) id: d8a5a10daf (このIDを非表示/違反報告)
朱雀 鏡夢 - 獄桜ちゃんの文才が欲しいな〜…… (2018年2月12日 15時) (レス) id: d8a5a10daf (このIDを非表示/違反報告)
朱雀 鏡夢 - ごめんなさい 同じのがなぜかふたつ出てる   いっこ消しといてくれるといいんだけど…… (2018年2月12日 13時) (レス) id: d8a5a10daf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:獄桜 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年2月11日 13時

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