３． ページ32
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そんな事を思い出しながらニヤニヤしてたら
「あ、相葉さん見て下さい。
さっきの子、友達が来てくれたみたいですよ。
よかったですね」
なんだよ、マネージャーも気になってたんじゃん。
「もう気が済みましたよね、じゃあ出発しますよ」
「あ、うん。よろしく〜」
通り過ぎていく景色の中の彼は
友達が来てくれて明らかにホッとした顔してた。
よかったね
ピンチの時に駆け付けてくれる友達は一生ものだから大切にね。
色々 思い出したら何だか無性に二ノに会いたくなっちゃって
車から降りるとオレは急いで楽屋に向かった。
「おっはよ〜」
勢い良くドアを開けると二ノと翔ちゃんがいた。
「おはよう、今日も元気だね〜」って翔ちゃんが言うと
「うるさいくらいにね」って二ノがこっちを見ずに笑った。
ちょっとくらいこっち見てくれてもいいじゃん。
いつもの場所に荷物を置くとオレの定位置のとこにマンガが置いてあって
やっぱり今日もオレが読みやすいように角が折り曲げてあった。
こんな風に当たり前のことが当たり前じゃなくなる日が来るんだって事に
オレはちょっとだけ唇をかんだ。
翔ちゃんが不思議そうな顔してオレを見上げて
「どうした雅紀？」
優しくそう聞いてくれたけど、うまい言葉が見つからなくて ただ首を振ることした出来なかった。
そしたら フッて笑った二ノが
「まーくんロケ行って来たんでしょ？
お腹すいてるなら お、れ、の、中華弁当あなたに譲ってやってもいいですよ」
って、まるでオレがお腹がすいて不機嫌な子供みたいなこと言い出した。
そーじゃないのに
そーじゃないけど
今日はオレの大好きな中華弁当じゃん
なんで１個しかないの？
ちょうだいって言うのも何か癪に触る気がするんだよな・・なんて考えてたら、さっきまでのセンチメンタルな気分はどこかに行ってた。
「よく言うよ。２個しかない中華弁当の１個を智くんに食べられちゃったから、最後の１個を雅紀のために死守したくせに。
ほんと素直じゃないんだから二ノは(笑)」
「ちょっ、翔ちゃん！！/////」
なんだ、やっぱりそうか
肝心なことは言わない照れ屋の二ノ。
そんな事されたらオレ、感情がぐちゃぐちゃになっちゃうよ。
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すみれ(プロフ) - ともさん» ともさ〜ん♪ 長旅お疲れさまでした（笑）同じようなお話で飽きなかったかしら(*´ｪ｀*）こちらの妄想劇場はクスッとしてほっこりするお話を目指して書いてるので温かい気持ちになってもらえたなら嬉しい！！ありがとね〜。 (2019年10月8日 19時) (
レス) id: 3f829ab055 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - こんばんは。やーっと追いつきました(笑)｢ずっと隣に…｣で泣きました！そして…ジャニーさんとのお別れ。仕事とは言え1人居ないのは見ているこちらも寂しいですよね(Ｔ＿Ｔ）でもすみれさんの描くお話で心が温まりました！ (2019年10月8日 18時) (レス) id: bd0ebe94fc (このIDを非表示/違反報告)
すみれ(プロフ) - プリさん» 分かる〜！私もあの写真に４人見つけてホッとして、なんで翔ちゃんいないの〜って思った。で、きっと翔ちゃんも写りたかったんだろうなって。そういうの１番大事にしてそうなの翔ちゃんだものね。ほっこりしてくれてありがとう( *´艸｀) (2019年7月15日 20時) (レス) id: 8ffc98a8d4 (このIDを非表示/違反報告)
すみれ(プロフ) - *-eni-*さん» えにちゃ〜ん♪コメありがとう！ニノは翔ちゃんの気持ちがよく分かってるからいつもより猫背じゃなかった、なんてね（笑）１人の時も４人の時だって心はいつも５人なんだろうな〜って嵐さんみて思っちゃうんだよね。 (2019年7月15日 19時) (レス) id: 8ffc98a8d4 (このIDを非表示/違反報告)
すみれ(プロフ) - ｳｯﾁｰさん» ウッチーちゃん♪あらあら泣いちゃったの？ほっこり＆クスっとしてもらう感じに仕上げたはずなのに心に刺さってもらえて嬉しい！！翔ちゃんもきっと参列したかったよね。ニノちゃんのお手柄です（妄想だけどww） (2019年7月15日 19時) (レス) id: 8ffc98a8d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すみれ
作成日時：2018年7月16日 17時
