３５．キミの幸せを応援するよ ページ35
◆ 雅紀side ◆
「やっと本音を言ったね」
「おまえ、オレを騙したのか？
・・・くそっ、今日はなんて日なんだよ。
どいつもこいつもオレの心をかき乱しやがって」
「騙してなんかないよ、半分は本気だよ。
松潤がちゃんとしないなら俺いつでもいく準備あるから」
追い討ちをかけるように俺がそう言ったら
「んだよ。
半分くらいの本気で Aを好きになってんじゃねーよっ。
こっちはな、物心ついた時からなんだぞ！
ナメんじゃねーよ ////」
ずり〜よ。
幼なじみなんだから、好きになった時間で比べられても俺が勝てるわけないじゃん。
「だからそれを Aちゃんにちゃんと伝えなよ。
先延ばしにしてたら絶対 後悔するよ」
彼女をずっと守るんだろ？
松潤になら出来るよ・・
「ていうか、どいつもこいつもって俺の他に誰？」
「二宮と大野」
「え？ニノちゃん？
あぁ、さっき保健室行ってたもんね」
「ニノちゃんて、雅紀あの２人のこと知ってんの？」
「怪我して何度か保健室にお世話になったから。いつも大ちゃんもいるよね。
仲良しだよね〜、あの２人。くふふ」
なんかあの先生たちとは気が合う俺。
先生ズラせず飾らない２人が好きだった。
少しだけ怪訝な顔した松潤だったけど
「オレのこと話したんだ。
大人に話したの初めてだったけど、あの２人は何ていうか 大丈夫だった」
安心した顔してそう言ったんだ。
「そうなんだ。。
あー、今思えばニノちゃん、松潤のこと色々聞いてきたな。
じゃあメロメロ能力も大丈夫だったの？」
「うん。それにオレの昔のことも知ってた」
「そっか。
でも、あの２人なら大丈夫なんじゃない？
全然先生らしくないけど すげぇ人間らしいもん(笑)」
「オレたちもそう思った」
オレたち、か・・
もう誰が見たってカレカノじゃん。
松潤への大好きが溢れちゃってる 可愛いAちゃん
邪険にされてもヘコタレない 頑張り屋さんのAちゃん
いつも必死に松潤を守ろうとしてる 強いAちゃん
松潤の幸せだけをただ願ってる 優しいAちゃん・・・
可愛らしくて健気なキミを
こんな近くで見てる俺が 好きにならないわけないよ。
だから俺は、Aちゃんの幸せを応援することに決めたんだ。
キミが好きだから
Aちゃんが大好きな松潤の隣で、いつも笑顔でいられるように
いっぱい応援するからね。
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 553人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
すみれ(プロフ) - ｳｯﾁｰさん» じれったい←安全地帯、もちろん私も知ってます（笑）あんがいグズグズしてる潤ちゃまにしっかりしろー！でも好きぃ〜（≧∇≦）とニヨニヨしながら続きを妄想してるよ。次章もお付き合いよろしくね！ (2016年6月7日 8時) (
レス) id: 5d2b02d120 (このIDを非表示/違反報告)
ｳｯﾁｰ(プロフ) - 二人とも想いあってるのにね。じれったい←安全地帯(知ってる人は少ないか)けども応援してる！そんな二人だとおもいます。 (2016年6月6日 23時) (レス) id: 7f541d8bdf (このIDを非表示/違反報告)
すみれ(プロフ) - 凌央さん» 凌央ちゃ〜ん♪コメント嬉しいよ〜。潤くん全然出てこないし、皆さまの反応にビクビクのわたくし。アガサちゃん気に入ってくれて良かった。雅紀とアガサちゃんには焦れったい２人を導いてもらってるよ。次章もお楽しみにっ( ´ ▽ ` )ﾉ (2016年6月3日 20時) (レス) id: 5d2b02d120 (このIDを非表示/違反報告)
すみれ(プロフ) - ayakoさん» あやこちゃ〜ん♪ 発展？ムムっ(￣ー￣) 動き出すことは確かですっ！！（笑）楽しみにしてね。で、あちらの智とのちぅ♪ 思う存分満喫してちょーだい。私の妄想だけど〜(´ε｀ ) (2016年6月3日 20時) (レス) id: 5d2b02d120 (このIDを非表示/違反報告)
凌央(プロフ) - すみれちゃん！おはようございます。親友のアガサちゃん、 めっちゃカッコイイ(*>ω<*)同性ながら惚れ惚れしちゃう(///∇///) アガサちゃんの言葉で主人公ちゃんがどんな行動とるのか、今からワクワクします(*´∀`) (2016年6月3日 8時) (レス) id: db1aa26468 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：すみれ
作成日時：2016年4月13日 16時
