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それでも、俺は母さんを振り払って外へと飛び出したんだ。
外へと出れば、大好きな猫が遠くに見えた。
俺は必死に追いかけた。
待って、行かないでって、涙を溢しながら。
やっと追い付いた場所は、横断歩道だった。
赤信号が点る信号に気付かずに、俺は横断歩道の真ん中に座る猫へと近づいた。
そんな時だ。
大きな車の音が聞こえた。
甲高い悲鳴を上げるブレーキとタイヤ。響きわたるクラクション。パトカーのサイレン。
全てがスローに見えた。
パトカーに追いかけられている車が、猛スピードで近付く。
その車は、真っ直ぐ、俺に向かってきた。
だが、その車は突然進行方向を変えた。俺を避けようとしたんだろう。
だが、その先には猫が居た。
何よりも、誰よりも大好きな猫が。
気づけば、辺りは静かになっていた。
残ったパトカーから、警察官が何人か降りてきて、俺に大丈夫？と声をかけた。
俺はそれに答えなかった。
否、答えられなかったのか。
目の前には動かなくなった猫がいたのだから。
必死に名前を呼んだ。
必死に抱き締めた。
それでも、尻尾すら動きはしなかった。
もう、居ないんだ。
もう、会えないんだ。
もう、遊べないんだ。
もう、励ましてくれないんだ。
生まれてからずっと一緒だった子との別れは、あまりにも唐突にやってきてしまった。
泣いてあげるしか、その時の俺には出来なかった。
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レプカ - ネコの大罪さん» 了解しましたー (2019年3月25日 20時) (
レス) id: 513eab46d9 (このIDを非表示/違反報告)
ネコの大罪(プロフ) - あ、全然レプカさんがやりやすいようにしてください。誘ったのはこっちですし。 (2019年3月23日 3時) (レス) id: 340e6375ee (このIDを非表示/違反報告)
ネコの大罪(プロフ) - オッケーです！なら、ゾッピさんとあと一人でボードで話し合うのでその会話を見てもらってもいいですか？異論があるまたはこちらが聞きたいことがある時は私の「実況者の楽園番外編｣にコメントください。……これでいいですか？ (2019年3月23日 3時) (レス) id: 340e6375ee (このIDを非表示/違反報告)
レプカ - ネコの大罪さん» すいません。ボードはちょっと…ログインが出来ないので。皆さんのお話なら見ることが出来るんですけどね… (2019年3月23日 3時) (レス) id: fcbe3d8fdf (このIDを非表示/違反報告)
ネコの大罪(プロフ) - レプカさん！ネコの大罪です！私のボード来れますか？ (2019年3月22日 19時) (レス) id: 340e6375ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レプカ@陰キャ帝国女王 | 作成日時：2019年3月6日 22時
