47 ページ4
·
歌が終わると同時に隣の松村さんは講堂を出た
私は座ったまま動けなかった
大我くんは目の前の階段を降りてきて
舞台では次の準備が始まってる
私の椅子の紙をぐしゃっと外し
大我「行こ」
私を連れて外に出た
「髪、ビックリした」
大我「ふふ笑Aがこれが格好いいって言ってたから」
「そっか笑」
笑ってるのに
なんだかいつもとちょっと違う風に感じてしまう
·
校内を適当に回って
金髪で目立つ大我くんとお昼を食べた
そして俺のとっておきの場所って
中庭の上にある3階のテラスに連れてこられた
「ここ来るの初めてだなー」
大我「この時期昼寝に最適だよ」
「ちゃんと授業出て笑」
2つあるベンチの1つに一緒に座る
「さっきの・・・聞いたことない歌だった」
大我「あー、あれ俺が作った」
「え、」
ギターを弾くのも歌うのも見たことあったけど
歌まで作るだなんて
神様は大我くんに二物も三物も与えるんですね・・
「大我くんって勉強できるの?」
大我「普通だと思うけど?なんで笑」
·
1351人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:*hana* | 作成日時:2021年1月24日 23時