＊grate history＊JT (ページ38)

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緩い時間は心地よくて

大我くんとの時間は心地よくて

私達はお互いの幼馴染みの話や

学校の話や友達の話をゆるく話した

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夏休み中何度もくる連絡

色んな所に遊びに行って

その間私は樹のことを考えなくてよくて

ほとんど会う事もなかった

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今日は大我くんのお誘いで家に遊びに行く

｢･････｣

外から大きな家を見上げる

大我｢どーした？｣

駅まで迎えに来てくれた大我くんが

不思議そうにこっちを見た

｢こんな大きな家だなんて聞いてない･･･

大我くんちって･･お金持ちなんだね｣

大我｢言ったじゃん、俺金持ちだって笑｣

｢････言ってたね笑｣

部屋に入ると私の部屋の２倍は広くて

ウロウロと部屋の中を見た

大我｢座りなよ笑｣

｢うん｣

１日部屋の中で話をしたり

テレビを見たり

大我くんにギターを教えてもらったり

あまりにも居心地よくて

夏休み最終日まで暇な日は

ほとんど大我くんちで過ごした

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